植木部門
昨日の続きで植木部門のお話です。
当社の展示場は大半が植木の在庫になっています。
近年、エクステリア展示等も注力してきましたが
まだまだ植木が圧倒的に多いです。
そして店の前面には園芸店の「花木らんど」があります。
ですので、地域のお客様からは「お花と植木の店」と捉えられていることも多いです。
ところが、リーフユニティの植木部門の売上げというのは・・・
全体の5%以下
なんですね。
その理由は明白です。
樹って安いんですよ。
昔ながらのマツやマキは何十万円もしていましたが
最近の樹は自然樹形のもので10万円もあれば大きく立派なものが手に入ります。
それに対して・・・
店として構えるには広いスペースが要ります。
管理も必要です。
在庫リスクがあります。
枯れるリスクがあります。
つまり、コスト高なんです。
単価が低くてコストが高い。
だから、あまり誰もやらない。
カーポート1台売れれば15万円程ですからね。
そっちの方が遥かにラクなんです。
我々の業界では、植木に限らず在庫など持たないのが基本です。
レンガ、化粧ブロック、エクステリア金物
一切在庫はありません。
当社では必ず回転する石材の一部が在庫としてあるくらいです。
しかし植木だけは
しっかりと在庫を持つという方針です。
理由はもちろんお客様のニーズに応えるため。
そして、これをビジネスとして採算を合わせるために
満たさねばならない条件があります。
同業者さんも読まれるかも知れませんが
簡単にできることではないのでサラッと書いてしまいましょう。
すなわち
仕入れ
と
回転量
と
店頭小売
ですね。
そしてこれは、私が意図して作った形態ではなく先代が築いたものです。
本当に、上手くできています。
流石やな、親父。
ただし、もう少し前進が必要です。
そして私はその強みを発信していく。
これは、先代がなしえなかったこと。
これも来期の大きなテーマですね。