リーフユニティの植田です。

 

ガソリンの価格上昇が止まらないようですね。
これまた頭の痛い話です。

 

いつものスタンドで値上げの話を聞いて「軽自動車に全部切り替えようか?」などと話していたんですが、あながち冗談ではない思いです。

 

当社の営業担当、工事担当は自動車で走り回っています。
エリアは奈良県全域プラス京都府南部、三重県西部といったところです。

 

月々のガソリン代支払いも結構なものになります。
ガソリン価格の上昇は会社として大きな問題と考えねばなりません。

 

 

しかし、世の中には経営上の死活問題となる業界がありますよね。

 

そう、運送業です。

 

 

ガソリンや軽油の価格上昇で確実にコストが上がっているにもかかわらず、これほど価格転嫁しにくい業界もないでしょう。

 

荷主に対する値上げは滅多にできることではないでしょうから。

 

また、運送業界も建設業界のように下請け構造と聞きます。
下へ行けば行くほど辛い立場になります。しわ寄せは下へ下へと流れて行きます。

 

末端の零細企業や個人業者の苦労、というより悲惨さが想像されます。

 

 

 

経営のリスクも色々ありますが、こういった経済情勢に左右されるビジネスは厳しい。会社自身や社長の努力とは全く関係ないところで決まる部分があるわけですから。

 

 

本来、小さな会社は社会情勢に影響を受けるケースは少ないのです。景気動向に関係なく勝ち組になれば良いだけです。

 

 

しかし、運送業界は小さな会社にも大きな影響がある。
ビジネスモデルとして非常に恐いことです。

 

ガソリンスタンドの人の話では北京五輪まで上がり続けるといわれているそうです。
社会問題にならねばいいのですが・・・。