奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。

 

 

 

会社をやってると、時折セールスの電話が入るのは仕方のないことでもあります。

 

 

通常は電話に出た事務員さんのレベルで断ってくれているのですが、夜遅くにかかってきたときは私が電話に出ることもあります。

 

 

「社長さんは・・・」

 

 

と来れば

 

 

「あ、もう失礼させていただいたんですが・・・」

 

 

と言って切ります。

 

 

しかし時折あるセールス、というより悪質な押し売りには腹が立つ。

 

 

 

「御社では一般のお客様からの庭の工事をデザインからやっておられますでしょうか?」と訊いてくるヤツ。

 

一瞬、仕事の依頼かと思わせる巧妙な手口です。
誰しも経営者ならば受注促進につながると思えば興味を持ちますからね。

 

また、デザインをやっている(=図面を描く、特にCADで)業者は図面をもらわねば施工できない施工専門の業者と違うことをを語りたい場合も多いでしょう。

 

 

その心理的なスキを狙った手口でもあります。

 

 

 

やっている、と答えると

 

 

「インターネット上で(他の媒体の場合もあり)集めた顧客を紹介するので、会員登録しないか?」

 

と、来るのです。

 

 

お客様を紹介してもらえる、と聞くと魅力的な響きに聞こえてしまうのです。
将来の受注、業績に常に不安感を抱くのが経営者心理ですから。

 

 

 

そして最後に「月○万円」の登録料金が発生することが説明される。

 

 

月○万円は年間○十万円ですから、莫大なコストです。
これをペイしようとすれば月間に複数件の受注が必要ですからね。

 

月々の支払いで表現するのは一般消費者にも有効な手法ですが、経営者にとっても同じことです。安く感じやすい。
もちろん、多くの経営者は年間のコストに弾き直してコストパフォーマンスを考えるんですけど。

 

 

実際に顧客の紹介があるかどうかは知りません。

 

 

 

しかし、そんな良い話が見知らぬ人から突然転がり込んでくるなど・・・

 

 

 

考えられます?

 

 

 

いい加減止めて欲しいですね。
経営者の心理を逆に利用するやり方は気分が悪いです。

 

コピー機のセールスが可愛いくらいです。