ブレーキをかける決断
今年は、経営者として初めてある決断を行いました。
すなわち
営業・マーケティング面でのブレーキをかける
こと。
ある方面の仕事から撤退し
そして、いよいよ来週から大きな転機を迎えることとなります。
お陰様で各方面からのご縁に恵まれ
どんどん受注が上がってきています。
しかし、モノを仕入れて売るという仕事ではなく現場を作るという仕事ですから
職人さんの数しか現場は作ることができません。
生産力を増強する、すなわち職人さんの数を確保するということは
言うのは簡単ですが、実際は簡単なことではありません。
決して誰でもいいという事ではなく
信頼関係で結ばれた職人さんでないとダメなんです。
いくら受注をしても職人さんが不足して現場がパンクしては何にもなりません。
ご縁が増大する一方で、経営理念や方針に合致しにくい仕事をセーブする必要が出てきたのです。
10年間やってきて、私初めてブレーキを踏みます。
どちらかというと、いかに受注を増やすかという営業・マーケティング面を第一に考えて経営してきました。
アクセルを踏むことばかり考えてきました。
しかし、ここでブレーキを踏む。
恵まれた環境での決断という事もできると思います。
そしてブレーキを踏む事によって、もっと良い会社を作ることができるんです。
経営には色んなステージがあります。
今の私の経営課題は営業・マーケティングではなく
組織マネジメントや生産力増強、そして売上ポートフォリオの調整という事になります。
次なるステージで
営業・マーケティングのアクセルを踏めるように
このステージを突破したいと思います!