台風の教訓
台風が接近しています。
奈良にも接近しそうなため、心配です。
この仕事やってると特に思います。
台風といえば思い出されるのは98年9月にきた台風です。
当時会社勤めだった私はバイクに乗って営業に出ていました。
台風と言ってもちょっと雨が降るくらいやろ、と完全にタカをくくっていたのです。
実際、雨も大したことはなかったのです。
その1時間前までは。
当麻町(現葛城市)から大和高田市の会社へ帰る途中に風がどんどん強くなってきました。
ついには運転が困難になってきたのでバイクを降りて押して歩いていました。
既に経験したことのない暴風です。
とうとうバイクを押すこともできないくらいの暴風雨となり、いったんバイクを放棄せざるを得なくなりました。
するとその時。
「バキバキッ」
南のほうから看板が飛んできたのです。
その他、木の枝やらそこら中の物が私めがけて飛んできます。
「やばいっ!」
身の危険を感じました。
どこかに非難を、と辺りを見回すとガソリンスタンドがありました。
なんとか辿り着いて建物の中に非難させていただきました。
30分くらいかくまってもらったのですが、ガラス張りの建物ですから外の様子が丸見えです。たたきつけるような暴風雨がしばらく続いたのです。
30分ほどしたらカラリと雨も風も止みました。
後で聞いたところ、このエリアは特に風が強烈で鉄道の鉄塔まで倒れたというのです。色んなテクニカルな条件が重なって強烈な暴風雨になった、とニュースでやっていました。
教訓。
絶対に台風をナメてはいけない。
大したことないことも多いですが、何があるかわからないです。
皆様もご注意ください。