阪神タイガース「エース」列伝
奈良で外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。
2月1日はプロ野球のキャンプインです。
早速、明日のスポーツ新聞を楽しみにしている植田です。
キャンプでは景気の良いニュースばかりが紙面を賑わしてくれます。
ファンとしては楽しい季節です。
去年も同じようなことをブログに書いていたのですが、シーズンの結果と殆どリンクしないんですけどね。
ともあれ、今年の阪神は?
厳しいですな。
理由はもちろん、エース井川の流出。
井川というピッチャーは阪神が20年ぶりに手にした「エース」だったのです。
1980年代前半に阪神のエースだったのが…
小林繁
でした。
江川とのトレードで阪神にやってきて悲劇のヒーローとして大活躍。
しかし、彼は若くして自身の限界を感じてエースのまま引退しました。
以降、2000年代前半に井川が登場するまで20年間阪神はエースがいなかったのです。
一時的に「エース」ともてはやされたピッチャーはいました。
しかし、その活躍は3年も続かない。
オールスターに選ばれることも殆どなし。
1985年の日本一のころ
池田がエース格でした。
しかし阪神は最下位に沈んだ87年以降は泣かず飛ばず。
1980年代後半の第一期暗黒時代
キーオがエース格でした。あのカーブは良かった。
仲田幸治は毎年期待されながらダメでした。
1992年の優勝争い
仲田幸治が「突然変異」の大活躍で14勝。
しかし翌年には元通りでした。
1993年~94年ころ
湯舟がエース格でした。
しかし年々球威が落ちていきました。
1995年~98年ころ
藪がエース格でした。
好投するものの、打線の援護がなく終盤崩れるパターンでした。
1999年から2001年
藪を含めて全滅状態。
エースどころか10勝できるピッチャーがいませんでした。
そして…2001年に9勝を挙げて台頭してきたのが井川慶投手だったのです。
以降は5年連続の2桁勝利。
阪神は20年ぶりに他球団に胸をはって「エース」と言える投手を授かったのです。
そして井川無き今年。
福原や安藤がエースと認められる活躍ができるかどうか、全く不透明です。
新外国人は全くの未知数です。
杉山、太陽、金沢、中村泰、三東、江草、能見、岩田、筒井、そして小嶋。
期待はしますけど、突然エースになるなど考えにくい。
さて、阪神が次の真のエースを授かるのはいつになるのか。
今年であれば嬉しいけどね。