阪神の川崎雄介

 

一昨日は阪神が侍ジャパンに勝ちました。

 

その試合は最後だけテレビでチラッと見たのですが
阪神で最後に投げていたのが伊藤和でした。

 

 

 

まあ~

 

 

ストレートのスピードはない(普通に136キロとか)

 

スライダーのような変化球は抜け球ばかり

 

コントロールもダメ

 

 

どっちかというとジャパンに協力して調子を上げてもらおうという意図だったんじゃ…というレベルの投球内容でしたが

 

 

その伊藤和相手に出塁もできずって

 

ジャパンはいったいどうなってるんですかね。

 

 

私的には、もはや鳥谷と能見以外に興味ないんですけど…。

 

 

むしろマニアックな私としては

 

その試合でなぜか(?)突然一軍に昇格して登板した川崎が気になります。

 

 

川崎雄介 31歳

 

2010年、ロッテからトレードで入団

 

 

いわゆる「左の中継ぎ枠」のピッチャーです。

 

左の中継ぎというのは首脳陣からすれば投手の編成の中で入れておきたいピースのようで
需要が多く実力以上に評価されがちです。

 

今回、平野の人的補償で入った高宮などもその典型的なパターン。

 

 

 

結局川崎は以降、目立った成績はなく
昨年などは一軍登板ゼロ。

 

一軍登板ゼロっていうのは、言わば一軍・二軍首脳陣の「眼中にない」存在だった感もあったわけで
今春のキャンプも当然のように二軍スタートでした。

 

 

それが突然…

 

 

いきなり一軍に呼ばれ、それもジャパン戦で登板。

 

伊藤和の話じゃないですが、まさか噛ませ犬のつもりじゃないんでしょうが
大いに違和感のある抜擢でした。

 

 

そして2回パーフェクトという結果。

 

まあ前述の伊藤和も2回を抑えているんですが、川崎の投球内容はテレビで見ていないのでよくわかりません。
記事によるとキラリと光る投球内容だったようです。

 

 

左の中継ぎ枠の筒井が故障で出遅れ、藤原や前述の高宮もピリッとせず
確かに誰かが左の中継ぎ枠に入れねばならないという事情はあります。

 

ちなみに昨年は加藤というピッチャーが地道に結果を残し続けて、それなりのポジションを確保しました。
榎田は先発転向を模索する中で、結果を残せていません。小嶋なども先発なのか中継ぎなのか中途半端な状況です。

 

 

一軍に呼ばれるということは、二軍で推薦があったということ。

 

二軍キャンプで結果を出していたのだと思いますが、それを評価して推してくれるコーチがいて(藪コーチですかね?)くれたということだと思うのです。

 

そして今回の好投で一軍首脳の評価も確立できたことになります。

 

 

ライバルも多く、結果を出し続けないとすぐに逆戻りの立場ではあるんですけど

 

川崎にとっては一生一大のチャンスがきたのかもしれませんね…!