阪神再建論’18-①

最後までサッパリの阪神でしたが(>_<)

戦力外通告がスタートし、ドラフトも近づいて来季に向けて、という時期に入っています。



ここまでの阪神の戦力外は西岡、山本、西田、今成。
あと横山と藤谷が育成になるとも伝わっています。

CS、ドラフト後の第二次通告期間があるとは言え、少ないですね…。
ここまでのところ、12球団でも少ない方です。

ファンなので具体的な選手名を挙げてクビにすべき、なんて事は書きません。

ただ正直、何人か頭に浮かぶ名前があるのも確かです。


ハッキリ申し上げて


「一軍で出場できる期待の薄い選手はクビにすべき」


というのが私の持論です。


各論で言えば、長い目で見たいですし出身校への配慮もあるでしょう。
しかし総論は「枠」です。

限られた「枠」の中でのマネジメントなんです。

育成枠で多く選手を抱えるならともかく、阪神は育成枠が僅かです。

支配下枠は70人。
数えていくと、実はかなり少ないんです。貴重な枠なんです。


期待の若手が少ない、また育たない。
これ、当然なんですね。


限られた枠の中で中堅やベテランを残して、さらに故障者も抱えて

二軍でも打率2割前後の野手とか、登板機会すら与えられない投手が在籍して枠を使っているもんですから


期待の若手の枠自体が少ないんですよ。

そしてドラフト指名を見ていても


「守備と走塁は即戦力」

とか

「次世代の捕手育成が急務」

とか言って小兵と捕手ばかり獲る暗黒時代から繰り返されてきたパターン。


高山、大山といった野手の指名など金本監督になって流れも少しかわりましたが、野手の一流、特に長距離打者は高卒が多いんですよ。

投手は大学や社会人になっての急成長というのがありますけど、野手はやはり高校生の段階で目立っているんです。


侍ジャパンのメンバーを見ても

坂本、中田翔、筒香、山田哲人、鈴木誠也…など主軸に高卒が並びます。

大学卒は秋山、菊池などアベレージタイプや守備タイプなどが多い。


一方で投手は期待の若手が揃っています。



小野は今年ローテで頑張りました。

今年のルーキー、馬場と高橋がいます。

高卒で期待の望月、才木、浜地がいます。

そしてなんと言っても藤浪がいます。秋山だって、まだまだ若い。


そして、ある程度の中継ぎ投手はいつでも補強できるんです。

全く出番のなかった榎田が西武に行って、いきなり11勝ですよ。
別に榎田が突然覚醒したわけではなく、いかに阪神投手陣の層が厚かったかを示している例です。


ここで今年のドラフト1位に投手…?


ありえない。


今年の1位は藤原か根尾で決まりです。

私は根尾の方に伸びしろを感じます。

また、早実の野村大樹、花咲徳栄の野村佑希のW野村のようなスラッガーが欲しい。



今年空いた枠は投手3(藤谷含む)、野手3(全員内野手)です。
同じ数の指名では野手の指名が物足りない。

高卒の長距離砲を3人、大卒社会人でアベレージタイプを2人くらい獲ってほしいところです。守備走塁型はいりません。内野手3(内ショート1)、外野手2くらいの割合でしょうか。


打率も本塁打もセ・リーグ最低です。
福留、糸井、鳥谷の引退も遠い未来ではありません。

昨年の野手指名は足の速い島田と熊谷です。


もう待ったなしなんです。


提言①「枠を空けて、ドラフトでは高卒の大型野手を獲得すべき」



よろしくお願いします。