「稲田塾」にて

 

昨日

 

娘の塾の「高校入試説明会」に行ってきました。

 

 

幾度か当ブログにも書いていますが…

 

 

私は稲田塾という塾の出身で

 

稲田塾は大学在学中に講師として青春の全てをかけた場所でもあります。

 

 

 

時が流れて自分の子供が塾に通う年齢となり、当然のように子供を稲田塾に入塾させました。

 

保護者としてかかわる事は

 

懐かしさもあって不思議な感じでしたが、何か楽しく感じていました。

 

 

 

 

そして

 

 

昨年の夏ごろ

 

 

 

 

稲田塾は馬渕教室という大阪の大手の塾に「身売り」されました。

 

 

 

もちろん私は今は一保護者に過ぎない立場で

 

どこまでブログに書いていいのか分りませんし、敢えてここまで書いてこなかったのですが

 

 

「経営統合」とされてはいますが、伝わってくる内容からは「身売り」という表現は決して間違っていないと思います。

 

 

 

稲田塾の名前が消える―

 

 

涙が流れました。

 

 

 

以降、内部では色んなこともあったのでしょう。

 

運営面で理解に苦しむことも多々ありました。

 

旧知の先生でも、退職された人もいました。

 

 

 

しかし、名前を消えても稲田塾の想いを持ち続ける先生がいらっしゃれば、という思いもあり
娘にわざわざ転塾させる気にもならず、煮え切らない思いを持ちながらここまできました。

 

 

 

そして昨日

 

 

説明会で話してくださった先生方は私は全く存じ上げない先生方でした。

 

 

 

しかし

 

先生方の話からは、何か伝わってくるものがありました。

 

 

それは「稲田塾の魂」というべきか

 

 

私が学生時代に燃やし続けていたものがフラッシュバックしたような思いになりました。

 

 

ああ、こうやって受け継がれてきたんだな…と感じました。

 

 

 

正直、馬渕教室という名前には今なお違和感が消えていませんし大阪の塾本体に興味はありません。

 

しかし「稲田塾の魂」が残されているかぎり、私にとってはそこは「稲田塾」です。

 

 

 

娘の受験に向けてのお話だったのですが

 

何か私も昔のことを思い出させていただき、もっと頑張らないと…と思いました。

 

 

 

先生方、ありがとうございました。