ウッドデッキ

 

リーフユニティの植田です。

 

フェアのお客様のところへお邪魔しました。
今回のウッドデッキ祭りの引き合いです。

 

ウッドデッキについては、エクステリアメーカーは最近ますます「人工木材」に注力してきています。「人工木材」とは合成樹脂に木粉を約50%混入して固めたもの。その結果、「腐る・反る・割れる」といった天然の木材の特性をクリアすることが出来ているのです。また、メンテナンス(主として塗装)についても再塗装の必要は殆どといってありません。

 

木粉を混ぜることによって木の風合いにかなり近づけています。

 

こう書くと、良いことばかりのように聞こえますよね。

 

実際、我々でもウッドデッキを話だけ(カタログだけ)で販売すると人工木材のデッキに偏る傾向がありました。そりゃ、天然木材の説明では絶対に「腐り・反れ・割れ」そしてメンテナンスについては触れておかねばなりませんし、説明すると選ばれないことになるんです。

 

しかし、本日のお客様は2件とも天然木材のデッキを希望されました。
しかも、高価格のコシイのデッキです。安いから天然木材で、ということでは決してありません。

 

 

何故か?

 

 

実物を見られて選ばれているからです。
話や文章では伝えることのできない天然木材の良さ、すなわち風合いや温かさ、また香りがあるんです。
いくら人工木材が木の風合いに近づいているとは言え、見比べると全く違うのです。だからこそ、メンテナンスの必要があっても選ばれる。「腐っても木」なんです(もちろん「腐りにくい」ですよ)。

 

 

今回のウッドデッキ祭りを機に、当社では3台のウッドデッキの常設展示を行っています。
うち、1台が天然木材であるコシイのデッキ。

 

もちろん、天然木材を良いと感じるかどうかは個人の価値観です。人工木材を選ばれるお客様もきっといるでしょう。

 

いずれにせよ、ウッドデッキを実際に見て、触って選んでいただける店。
リーフユニティに、また一つ強みが増えました。