エクステリア店のチラシ折込
地域戦略のお話しを少し続けていきます。
いわゆる「チラシ」の話。
新聞折り込みによるチラシを弊社はかれこれ12年撒き続けていることになります。
弊社のチラシはイベントチラシです。
春(以前は秋にも行っていたことあり)に開催している自社イベント「リビングガーデンフェスタ」の折込チラシをイベント開催に合わせて撒いています。
数は10万枚です。
このイベントは自社の展示場で行うため、イベントコストというのはチラシ折込代がその殆どを占めることになります。
10万枚に対するチラシデザイン台、印刷代、折込代。昔はテントやテーブルをレンタルしていましたが今は自社で保有してるので、後は当日のスタッフの弁当代くらいです。
このチラシ折込にかかるコストは結構なものでして
対して2日間のイベントでのご来店、ご成約の金額は実はそう大きなものではないのですね(-_-;)
実際のところイベントで来場、ご成約いただいた工事の粗利全てを吐き出してしまうくらいのレベルです…。
一言でいうと
「合ってない」
というヤツです。
「合う」「合わない」、これ工事の世界では普通に使うのですが、収入とコストのバランスが合うかどうかという話です。
チラシの世界、なかなかに難しくて
地域のマーケットというものが当然にその前提として存在するのですが
少なくとも私の住んでいる地域では、こういった地元会社のチラシって殆ど入りません。
入るチラシは
まず食品スーパー。
そして自動車。住宅関係は住宅展示場のチラシと、あと不動産系がありますね。あとは…パチンコとか(^^;
同業者はもちろん、住宅リフォーム系のチラシなどもほとんど見ることがありません。
ああ、やっぱり合わないんだろうな~、と感じることもあります。
地域の人口、年齢層、住宅の規模や年数、新聞の購読率、所得層など様々な要因の結果、同じチラシでも反響率が異なることになりますから
ビジネスとして、合わないエリアに企業はチラシを入れません。
そんな中
私は12年間チラシを入れ続けています。
今後、やめる予定はありません。
その辺の話は明日にしましょう…。
今日もお読みいただきありがとうございます。(29日目)