シンボルツリーの選び方講座3

 

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外構・エクステリアの専門店「リーフユニティ」をマネジメントしている植田です。

 

 

連載(?)中のシンボルツリー講座です。

 

 

今日は「ソヨゴ」をご紹介します。

 

 

この樹は常緑樹です。

 

 

シンボルツリーをお探しの方で、「葉っぱが落ちないほうがイイ」と仰る方も多いですね。

 

以前にも書きましたが、洋風住宅のシンボルツリーで常緑樹となると候補が限られてくるんです。

 

シマトネリコとソヨゴ。
お勧めはこの二種。

 

それ以外だと特殊なものになってきます。

 

ミモザアカシアは可愛い花がいっぱいに咲きますが、かなり早く大木になりますので広い場所でないと植えられません。

 

オリーブは葉が可愛いですが、シンボルツリーにするくらいの大きさの樹は大変高価です。

 

コニファー系も見栄えは良いのですがゴールドクレストに代表されるように、急激な成長のものも多く、注意が必要です。また、コニファーガーデンなら良いのですが、他の植物との相性もあまりよくありません。

 

 

 

ってことでソヨゴになります。

 

 

和風でも使えますが、洋風としても問題なし。
株立ちの樹形が良いです。ソヨソヨと風にそよぐ所からソヨゴと名づけられたそうです。

 

花は小さな白い花が咲きますが、あまり目立たないですね。

 

みどころは写真のように赤い「実」です。これがけっこう趣があります。
ただし、実は付くものと付かないものがあります。
すなわち、「雌」には実が付きますが、「雄」には実が付きません。

 

ですから、ご購入の際はどちらか確認する必要がありますね。
当店でも「実付き」と「実無し」は必ず区別しています。
仕入れる際もどちらか確認して仕入れています。

 

実付きの方が若干値段も高いです。
それでも先に売れていってます。

 

ちなみにこの「雄」「雌」の区別ですが、実の季節の前に花で区別ができます。

 

 

 

「雄」の花はチラチラと沢山付きます。
「雌」の花は一つ一つ付きます。

 

うーん、文章ではわかりにくいですけどね。
花が咲くのは6月ごろ。つぼみの段階でわかりますけどね。
来年写真を撮っておこうっと。