金木犀
キンモクセイの季節ですね。
さわやかな季節に漂う香りが、秋らしい雰囲気を醸し出してくれます。
奈良は特にキンモクセイが多いんじゃないかな、と思うくらい街中がキンモクセイの香りに包まれたりしています。
漢字では「金木犀」。
ちなみに植木の世界では表記は常にカタカナを用います。
松はマツ、槇はマキ、柊はヒイラギ、紫陽花はアジサイ、南天はナンテン。
なんで「金木犀」という表記は余りしないのですが、皆様にとっては馴染みがありますでしょうか・・・?
今はあまり売れない種類にはなっていますが、それでも、お客様で金木犀が好きで…という方も根強くいらっしゃいます。
逆に、トイレの香りのイメージで…と避けられる場合もありますが
もちろん、私も大好きです。
存在感があって、季節を感じさせてくれる植木として貴重な存在です。
こういう伝統的な樹は、ちゃんと受け継いでいかないといけないな、と思います。
花はもう終わりますが
今年もしっかりと仕入れるとしましょう!