31年ぶりの快挙

 

興味のないサッカーネタを私が書くこともありませんし

 

弱い阪神についても話題が乏しいのですが(苦笑)

 

 

昨日の岩崎-梅野の新人バッテリーの勝利には少し触れるとしましょう…。

 

 

 

今年3勝目の投手・岩崎(いわき)はドラフト6位。

 

捕手の梅野はドラフト4位です。

 

 

 

昨年秋の段階では地味な印象でしたが、なかなかナイスなドラフトだったと言えます。

 

 

岩崎は左腕ということもポイントですが、腕が遅れて出てくるというフォームに勝てるミソがあるとの事です。それが分かって指名したのなら担当したスカウトの眼力は素晴らしい。

 

大学での実績は中継ぎ中心で決して目立ったものではなかっただけに、なおさらです。

 

よくMax150㌔とかの数字に惑わされやすいのですが、数字には表れないフォームや変化球の精度など勝てる投手に必要な条件を満たしているかどうかが重要です。

 

 

済美高校の安楽投手を1位候補に阪神のGMである御仁が仰っている記事を目にしたのですが
私にはどうも安楽が試合で勝てる投手には映りません(高3なんでこれからですが)。

 

安楽に球速では全く及ばない岩崎が勝てる投手だ、という事をスカウトならびに編成部門の方々は考えてもらいたい。

 

どのみち投手のコマ不足は明らかなんで、どうか岩崎をしっかり使っていってほしいと思います。

 

 

 

そして梅野。

 

 

これはラッキー…というか

 

よく4位に残っていたな、という印象です。

 

 

むしろ、3位の陽川指名の段階でなぜ取りに行ってなかったのが不思議なくらいです。

 

全日本の正捕手まで務めた実績、打撃成績など魅力十分の捕手だったはずが、なぜか他球団も含め指名から漏れていたんですね。

 

結果として開幕一軍を果たし、藤井や逈岡の離脱もあったものの正捕手奪取の勢いです。

 

 

これで、向こう10年の正捕手が決まりました。

 

 

1位の岩貞が出遅れましたが、これはもう上等のドラフトであったと言えます。

 

 

 

そして

 

 

 

新人バッテリーの勝利は1983年の御子柴-木戸以来とのこと。

 

 

これ、なんとなく…覚えています!

 

83年と言えば私が阪神ファンになって2年目くらいでしょうか。
バース入団の年でもありまして、夏場くらいからバースが毎日のようにホームランを打っていたように思います。

 

木戸は大卒のドラフト1位で次世代の正捕手として期待されていました。

 

御子柴は高卒1年目だったのですが、アンダースローとサイドスローの中間みたいな投げ方でシーズン終盤に昇格してポンと初勝利をマークして随分期待したことを覚えています。

 

木戸は期待通り正捕手となって85年の優勝に貢献、その実績と人当りのよさもあって引退後も球団の中ではエリートとしての位置付となっています(現在GM補佐)。

 

御子柴は以降、中継ぎ投手として地味ながらも息の長い選手となり、実直な性格もあってか引退後もコーチやらスコアラーやらで何かと球団に係り続けています。

 

 

 

それ以来、31年ぶりですか…!

 

 

 

岩崎、梅野にも

 

 

 

末永く活躍してもらいたいですね。