ガーデンショップ社長の東奔西走日記

9月になって
植栽工事に出ることが増えている植田です。
私に植栽をお任せいただくと
植物のチョイスはもちろん、現場においてレイアウトを決めるのは私です。
現場に立ち
現場を眺め
キャンパスに絵を描くかのごとく
描いていくのです。
このところの植栽工事をご紹介しましょう…
(最後のは暗くて植栽がよくわかりませんね)
今日も植栽に行ってきて写真はまだ撮れてないのですが
後で担当者がお客様に頂戴したお言葉が
「自分の家なのに、自分の家じゃないみたいです!」
だったそうです。
ありがたいお言葉、ありがとうございます。
この分野こそ、私が個人的にプレイヤーとして極めていきたい分野なのです。
改めて
植栽の「匠」として頑張ってまいります…!
今年、弊社は30周年を迎えた訳なんですが
実はそれとは別に
間もなく私の社長就任10周年を迎えようとしています…。
厳密には勤めていた金融機関を退職したのが10年前の10月末ですので11月1日が社長就任の日となっていますが
確か10月末が土、日だったように思うので事実上は10年前の10月30日からが私の社長人生がスタートしました。
しかし、父の体調が悪化して入院、手術となったのは前月の9月でした。
その段階で私は金融機関を辞めて家業を継ぐ決心をし、9月の段階でスタッフの前に立ち、そして得意先にもご挨拶に行っています(まだ金融機関に在籍していたのですが^^;)。
その頃から土曜日、日曜日は何ができる訳でもないのに会社に出ていました。
ですから、9月の段階で社内では「社長」と呼ばれていて
その頃からは既に10年が経っているのです。
もう10年か…
あの頃を思い返せば、何か感傷的な気持ちになります。
あれから
10年間、積み重ねてきました。
10年間、歩いてきました。そして、走ってきました。
10年間、頑張りました。
まさに「栄光の架け橋」じゃないですけど、幾つもの日々を越えて辿りついた今があります。
30周年は亡くなった先代の父からの歴史で、とても重みのある事だと思うのですが
私個人の想いとすれば自分の10周年、これには凄く感じるものがあります。
別にだからと言って何もしませんし、振り返ってばかりじゃダメなんですけど
今月は少しばかり
思い出にひたらせていただきます…。
レギュラーシーズンが終了し、クライマックスに向けて例年よりは盛り上がっている感もある阪神ですが
レギュラーシーズンの終了とともに、ストーブ・リーグが動き出します…。
先日、戦力外通告が行われました。
次の進路の準備期間を考慮して選手会と取り決めたタイミングがあるという事で、各球団一斉に「来季の契約を結ばない」選手の発表があったのです。
阪神は
西村、吉見、高山、阪口
西村は一軍で活躍した年もあっただけに惜しまれます。
久保田と日高の引退という発表もありました。
久保田については日を改めて語りましょう…。
感傷的になってしまうニュースですが、厳しい厳しいプロ野球の世界。
今年を振り返って阪神の課題を考えるに、明るい将来を描けない事もまた事実です。
血の入れ替えはこれでいいのか…?
まず野手ですが
二軍に目をやっても胸を張れる打撃成績の選手はほとんどいないのです。
ウエスタン・リーグで規定打席に到達して3割を打った選手はおらず、ベストテンにも誰もいません。
昨年ウエスタンで二冠を獲って「小バース」なんて言われた森田は旬を逸した感もあり、伸び悩んでしまいました。
期待された中谷、一二三の同期コンビも打率が2割に満たず、目を覆いたくなる成績となりました。
2年目の北條、緒方に成長の跡が見られたのと、陽川、横田が「新人としては」期待できる結果を出したくらいです。
そして、何より深刻なのが投手陣。
私に言わせれば、ここ数年で最悪な内容です。
先発でメッセ、藤浪、岩田、能見、岩崎
リリーフの福原、安藤、オ・スンファン
これ以外の谷間での先発やビハインド場面のリリーフが殆ど機能しなかったのです。
特にリリーフは、これまで色んな投手が踏ん張ってきたポジションです。
古くは2003年優勝時は金澤、2005年優勝時はSHE(桟原、橋本健、江草)などがいました。
以降、渡辺や鶴、また近年では加藤、筒井などが務めてきたポジションです。
それが、今年は壊滅。強いて言えば金田が少し頑張ったくらいでした。
上に名前を挙げた投手はことごとく打ち込まれ、先発失格となった榎田もダメ、緊急補強の建山は8試合投げただけ。
結局、今年の終盤にこのポジションで一軍にいた投手は復活してきた松田遼馬、歳内、高宮だったのです。
まさに、誰も残らなかった状態。
これまでは、期待しつつも一軍のビハインド要員のポジションが埋まっていてチャンスに恵まれない若手投手もいたと思うのですが
今年ほどチャンスがガラ空きだった年は記憶にありません。
チャンスを与えても与えてもことごとく期待を裏切ってきたのです。
話を戻します。
この一軍で使えない投手ばかりという状況の中で
また、力不足の若手野手揃いの中で
血の入れ替えはこれでいいんでしょうか…?
私はファンなので、敢えて誰々はクビにすべきなどとは言いたくありません。
しかし、支配下選手には70人という枠があります。
近づいてきたドラフトしかり、選手補強をするためには枠を空けないといけないのです。
育成選手を増やすのならばいいのですが、阪神はあの御仁が育成というシステムに反対しています。
DeNAは12人に戦力外通告をしたようです。
ドラフトはもちろん、相当の戦力補強をするという決意の表れです。
「数打ちゃ当たる」と言えば荒っぽい言い方ですが
今年の新人・岩崎は6位指名です。
指名した投手の中で6位の投手が最も活躍したのです。
これで5位で指名を終えていたらどうなっていたのか…?
数を打ったから当たったともいえるのではないでしょうか…?
毎年のように選手は入れ替わっていくのですが
ここ数年で、今は大きな曲がり角に来たように感じるのです…。