エクステリア業者のWEBマーケティング考察(続編)
エクステリア業界及びリーフユニティのWEBマーケティングのお話をもう少し。
結構なぶっちゃけ話も含めて
今日は私が経験して学んできたことを書き連ねましょう…。
・ホームページの中で最も重要なコンテンツは施工事例
当たり前の事のようですが、実際のところは深いです。
お客様アンケート等を見ても、ホームページの施工事例で好みのものがあったから、というお声が多いです。
施工事例には当然コメントが必要です。
ここでは文章力が少々求められることになります。
そして最新の施工事例を追加し続けることが重要となります。
流行りのスタイルや素材、そして商品などが変わっていくため、古い施工事例ではコンテンツの魅力がなくなってきます。
それに、どんどん施工事例がUPされていると「元気な会社なんだな」という印象になります。
ハッキリ言って、施工事例を追加しないホームページはマーケティング的には価値が余りありません。
・施工事例の追加は自社でする
そもそも業者委託はコストがかかります。
WEBでランニングコストが膨らむと、これはWEBの最大の利点を失っていることになります。
また1回1回コストがかかってしまうとページ更新に二の足を踏むことになってしまいます。
よって単純に施工事例を追加する作業は自社ですべきです。
自社なら施工事例が完成すれば即更新可能ですから、スピードでも優位です。
文章に入力ミスがあったり、修正したい時もすぐに書きなおすことができます。
・「お客様の声」ページは意外に読まれていない
事実です。
アクセス数を比較すれば一目瞭然です。
お客様に選んでもらうためにも重要なページだ、と意気込んで作るのですが
どうやらそれは売る側の目線のようです。
もちろん数さえあれば良いわけではないので、「お客様の声」ページの重要性や必要性を否定するものではあるません。
・アクセス対策はトップページ以外のページが重要
当社のホームページにはドアページとしてトップページより遥かにアクセスを集めるコンテンツが存在します。
また、それ以外のページもドアページとしてそれなりの件数を獲得してくれています。
・「エクステリア 奈良」という検索キーワードによるアクセスは少ない
SEOを考える際、我々の業界ではこのようなキーワードで上位表示をと考えます。
実はこのようなキーワードで、このところリーフユニティはずっと上位表示をいただいています(1位もしくは2位)。
しかし、全体のアクセス数から見ると「エクステリア 奈良」で入ってきたアクセスなど僅かでしかありません。
もちろん業者探しをするキーワードとして重要なのは間違いありませんが、上位を獲ってもさほどのアクセスではない、ということなのです。
・ポータルサイトからの集客は僅かである
当然リーフユニティのホームページは各方面のポータルサイトに掲載しています。
無料のサイトもあれば、有料のものもあります。
エクステリア業界では有力メーカーさんが作っているポータルサイトが充実しています。
会員組織になっているタカショーさんのリフォームガーデンクラブやTOEXの自然浴deくらすのサイトなどです。
しかし
そんな有力なポータルサイドですら、アクセス集客は実はかなり少ないのです。
そんな状態ですから有料サイトなどもっての他です。
時折「インターネットで集客をお考えじゃないですか?ポータルサイトに掲載しませんか?」などという勧誘の電話がかかってきます。
わざわざ電話してくる位ですから、もちろん有料です。
月5万円とか言われたこともあります。
そしてポータルサイトとしての集客力などある筈がありません。
ま、ハッキリ言って詐欺まがいです。
・リスティング広告に必要な事も「継続」
リスティング広告に即効性を求めるのは難しいです。
なぜなら、勝負はキーワードの数と種類によるからです。
一つや二つのキーワードでアクセスを増やすことはできません。
様々なキーワードの網を張ってこそアクセスを積み上げられます。
そのためにはコツコツとキーワードを積み上げないといけません。
ここでも「継続」する力が求められています。
・SEOにおいて最も大事なことは・・・
正直言って私にもよくわかりません。
しかし、見る人にとって価値あるページを作ることが最も大切だ、と言われたりします。
小手先のSEOは見る人にとっての価値を落とす場合があります。
専門のSEO業者等は一切頼らずやってきた私のホームページが上位表示されているのですから
専門的な技術ではきっとないと思います。
・WEBマーケティングでどこまで伸びるのか?
なんやかんやと偉そうに書いていますが、実はリーフユニティのWEBマーケティングはちょっと伸び悩んでいます…。
逆にグングン伸びているのは人のご縁によるものです。
これが元来の商売の肝なんだと思います。
WEBマーケティングは必須項目ではありますが、エクステリア業界においては決して万能ではありません。
そしてWEBマーケティングは今後どんどん形を変えていくでしょう。
フェイスブック?アイフォン?
焦って走る必要はないと思っていますが、時代の動きはしっかりと見据えていかねばなりません。
WEBマーケティングはどこまでも続いていきます…。