外構を知り合いに頼むと|奈良県桜井市の外構屋

 

このところ新たにご相談頂いた中で

 

偶然にも2件続けて同じようなお話がありました。

 

 

 

「外構を知り合いに頼んだんですけど…」

 

 

 

どうも上手くいかなかったり

 

希望している事が実現できなかったりで

 

 

私の所へご連絡いただいた次第です。

 

 

しかも

 

当初は私の方でご相談を承っていたのですが
お知り合いの方から猛プッシュを受けて(皆様御苦労さまです)、結局はそちらでされたというお客様です。
(私は営業スタイルとして猛プッシュをしないので、このようなケースは時折あります…)

 

 

 

この「お知り合い」に頼むというのが案外ムズカシイのですね…(知り合いが私であればいいんですが(笑))

 

良く似た話で、家そのものを親の知り合いの工務店さんに任せて…というケースも結構難しい。
知り合いであるが故に不満点を辛抱せざるを得なかったり、お任せ状態で進んでいったり。

 

 

「知り合い」という要素はマーケティング上は重要です。

 

技術力や会社としての力は別として、「信用」を得る事ができるからです。

 

ですから「知り合いに頼む」という流れは決してなくなる事はないでしょう。

 

 

しかし

 

 

外構・ガーデン・エクステリア…色んな呼び方が混在していますけれど

 

全てにおいてトータルコーディネートを望まれる場合は充分に考えて依頼されるべきでしょうね。

 

 

個別の単品仕事なら

 

土木仕事なら土建屋さん

 

植木仕事なら造園屋さん

 

左官仕事なら左官屋さん

 

金物仕事なら金物屋さん

 

 

専門分野は専門の方に任せればいいし、そうすれば安くつくことも多いでしょう。

 

 

しかし

 

「外構」専門は余りいらっしゃらないものです。

 

土建屋さんに金物や植木は語れません。

 

造園屋さんと言っても町の植木屋さんは外構設計までしていません。

 

そもそも、建築の世界では「外構」とひとくくりにするのではなく本来専門業者を建築の方が束ねて作るものでした。

 

しかし、戸建住宅の世界では「外構」が建築と切り離されてきた歴史があるんですね。

 

 

そして、その歴史の中でそれぞれの出身分野をルーツに持つ業者さんが分野を広げていって「外構屋」さんになりました。

 

ですから

 

外構屋さんと言える業者さんでも

 

造園系出身でない業者さんだと専門はブロックと金物まで、という全くガーデンや植木に興味がない人も多数いらっしゃいます。

 

 

 

 

貴方の「お知り合い」はどんな方ですか…?