簿記会計
リーフユニティの植田です。
9月30日は当社の決算日です。
期末、期初だからといって特段に業務が増える訳でもないんですが、税理士さんと一緒に会計業務をすすめていかねばなりません。
私にとって会計というヤツは得意分野です。
しかし、最初は当然イチからのスタートでした。
大卒後、金融機関への就職が内定していた私に在学中に送りつけられてきた教材がありました。内定者は勉強しておけ、というわけです。
その名も
「診れる作れる簿記講座」
当時私は塾講師一本やりの大学生。
法律は少しばかりかじっていましたが、会計など知識ゼロです。
貸方?借方?
なんだそれ?
ようやく仕訳がなんとなくできるようになると
「3分法」???
理解するのに苦労した記憶があります。
何せ独学しかありませんでしたから。
それは通信講座の教材であり、毎月答案を提出せねばなりませんでした。
大学の卒業をかけての勉強もしながらだったので、もう大変でした。
そんな簿記会計の勉強スタートから10年が過ぎました。
今や自社の会計のことなら税理士の先生と完全に対等以上に渡り合えます。
しかし、簿記会計が分かる人間から言わせてもらいます。
「社長が簿記会計を必死に勉強するものではない」
ちょっと言い過ぎましたかね。
もちろん掴んでおくべきことはありますよ。
しかし、それは簿記会計の教科書のどこにも書いてくれていません。
キモを掴まず基本などと言って仕訳の勉強などしても殆ど無意味な行為となります。
簿記2級を受験する、など論外です。自社と無関係なマニアックな勉強になるのみです。
最後に、会計と縁のない方に教えてあげましょう。
貸方→ひらがなの「し(かしかた)」の方向を思い浮かべて「右」と言い換えてください。
借方→ひらがなの「り(かりかた)」の方向を思い浮かべて「左」と言い換えてください。
貸とか借とかは何の意味もありません。
仕訳の右と左を指しているだけです。
ただ、それだけ。
私は仕訳を言うときは「右が~、左が~」と言います。
余程そのほうが分かりやすいと思います。
大事なのは資産・負債・収益・費用の区別です。
今日は偉そうな内容になってしまいました。
でも、これいいな。ブログのネタ不足のときの「簿記講座」。
ネタに困ったらまた書くかも(笑)。