このところ「腑に落ちる」とか「腹に落ちる」というような表現を聞く機会が多いです。
結局、そこなんですよね・・・。
いくら本を読んで理解したつもり、勉強したつもりになっても行動や習慣が変わっていかないのは「腹に落ちて」いないから。
なので「腹に落とす」ために、あの手この手でやっていかなければならないのだと思います。
私は同じ本を何度も読む、という事をこれまで実践してきました。結局「腹に落ちて」いないことばかり。
「腹に落ちる」と潜在意識となるので行動や習慣が変わるのです。そのレベルとなると、本で読んだ内容を自分の言葉で語れるくらいにならないとダメですね。
しかし最近感じたことでもありますが、読んだときの自分の状況や環境によっても「腹への落ち方」の差がありますね。そういった意味でも本を何度も読むことには色々と意味がありそうです。
先日知った稲盛和夫氏の「経営の原則12ヶ条」にもあります。
7.経営は強い意志で決まる
これも同じような事で、強い意志があるからこそ潜在意識となって行動や習慣が変わるんですね。
そして最近読書していて感じた事。
結局、ノウハウやハウツーというテクニック的な部分ではないということ。
ノウハウやハウツーのレベルがどうであろうと、「突き抜ける」ことができるかどうかで成果が決まる。
営業一つとっても、中途半端なレベルではなく誰にも負けないくらい突き抜けられたか。それが訪問件数であってもハガキを書く枚数であって電話をかける件数であっても・・・究極はなんだっていいんです。ただハガキだとコストパフォーマンスが高いとかいう違いがあるだけで、コストパフォーマンスが高いからといってハガキ一枚書いたところで成果など得られません。
凡事徹底、というのもそうです。平凡なことを誰にもマネできないくらい非凡にやる、という事ですね。
「腹に落として」「突き抜ける」
最近はそんなことを考えている植田です・・・。