今年の弊社のスローガンは
「一点突破」
です!
今年の大河ドラマ、「どうする家康」で桶狭間の戦いが描かれていました。
兵力で劣る織田信長軍が、侵攻してくる今川義元軍を「一点突破」、義元の本陣のみを狙った攻撃で破りました。
一点に集中すれば勝てる。
この言葉を広く解釈して
何かのテーマに絞り込んで掘り下げ、極めていけば周りの人を上回る知識やスキルとうものは案外短時間で身につくのでは、と。
実は今日、社内で話の例に出したのですが
小さな子供ですが「鉄道博士」みたいな子、いるじゃないですか。
実際にウチの職人の5歳になるお孫さんが鉄道が大好きで、あらゆる路線図をどんどん覚えていっているとのこと。
では、この子は天才少年なのか…?
いえ、きっと普通の子だと思うんです。
この子は鉄道という分野に「一点突破」しているんですよ。
子供であっても「一点突破」すれば、これだけの成果を上げることができる、という事だと思うのです。
一つ前に書いたブログの話もそうです。
資材置き場でジャングル状態になった箇所を完全に綺麗な砂利敷状態まで持っていった。
始めたときは途方にくれるような状態だったのですが、それを一日10分程度の作業でやり遂げたのです。
時間は短いのですが、全員でやりましたのでそこそこの人数がいます。
そしてその毎日の継続。
ここでも、この箇所の環境整備に「一点突破」したわけです。
いやこの「一点突破」って、結構すごい力になるんでは…?
一方で、小さな「一点突破」でもいいんです。
ほんの一瞬、普段ならスルーしているような事を掘り下げて調べてみる、また整理してみる。
例えば取り扱っている樹木の中で特定の樹木、例えばシマトネリコという樹について掘り下げて調べてみるとしたら
案外短時間でシマトネリコ博士になれそうじゃないですか。
スタッフ、職人さん皆が、あちこちでこんな「一点突破」を繰り広げている…
会社としても一つの課題に集中的に「一点突破」取り組む…
そんな一年を目指していきたいと思いスローガンとして掲げました。
ちなみに
弊社のスローガンは毎年四字熟語です。
スローガンって、目標でもルールでもありません。
ただ何か一つでも、その年の行動が後押しされたら意味があるものになると思っています。
今年は
「一点突破」で
頑張ります!