ある現場の物語
先日完成した、こちらの現場。
大きなシマトネリコが風にそよぎ
サークル状のベンチに佇むことができます…
実は
ここにも有難いストーリーがありまして
ちょっとご紹介させて頂きます。
この現場は、実は厳密に言うと「下請」の現場です。
お声をかけて下さったのはお世話になっている建築会社さんです。
その方の件はここでは触れないでおきますが、とにかく誠実な方でWさん、とだけ書かせていただきます。
お庭の部分を施工させていただいたのですが、シンボルツリー選びをはじめ植物の事となると私の出番です。
比較的お施主様が近くにお住まいということもあり、当社へご来店いただきました。
その時のお客様の開口一番
「ホームページの写真と同じですね」
あ、いやまあ、そりゃそうなんですが…
あれは5年前の写真なんで…って、そんな話じゃなくて
この件に関しては、お客様にとって私は下請会社の人間です。
当社が「元請」、すなわちお客様がリーフユニティに直接お声をかけていただく場合には先程のような会話は時折あるのですが
今回は「下請」だっただけに、この言葉に私は虚を突かれました。
Wさんはあらかじめリーフユニティの事をお客様にお伝えいただき
お客様はリーフユニティのホームページまでしっかりとご覧いただいていたのです。
もちろん、お客様との距離がイッキに縮まった気がしました。
さて
この「元請」と「下請」の話は結構、深い部分に当たる話です。
建築会社の担当さんのWさんは以前に
「植田さんだったら直接の話でもできるんでしょうけど…」
と仰られました。
リーフユニティなら建築会社を介せず、直接契約の形態でも可能だろうと感じられたようです。
もちろん、その通りです。
リーフユニティは下請け専門の施工会社ではなく、エンドユーザー様の期待にお応えできる会社です。それだけの実績もあるつもりです。
しかし、この件は結果的にも絶対に下請会社です。
お客様は建築工事本体を通じ、Wさんという人に対する「信頼」が出来上がっているのです。
幾らリーフユニティが店舗・展示場を構えて
私が営業トーク(?)を展開して
広告・宣伝をしまくっても
「人への信頼」
には及びません。
お客様にとっては、この件はWさんが「元請」でないとダメなんです。
ですから私たちは「下請」です。
それでいいんです。
色んなお話をさせていただく中、お客様へ当社のニュースレターを送らせていただく事になりました。
通常、下請の場合は送らないものなのですが、今回は元請さん・お客様共にリーフユニティのメンテナンスサービスをご期待いただいてのお話となりました。
「ホームページの載っている感じのヤツですよね?」
このページもご覧いただいているのでしょう。
またまた虚を突かれてしまいましたね(笑)。
素晴らしいご縁に感謝です…!
魂を込め続けてきたホームページをご覧ください。
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