阪神の横田。
まさに…
記憶に残る選手となりました。
昨日鳴尾浜で行われた引退試合は伝説になるかも知れません…。
昨日の横田の話はここでは詳しく書きません。
横田という選手を知らない人が殆どだと思いますが、ご存知の方だけ読んでくださればと思います。
ドラフト2位の高卒野手。
中央球界では無名と言ってよかったと思いますが、大きな期待を集めて入団しました。
同期に岩貞、梅野、陽川、岩崎といった大卒メンバーが名前を並べる中で唯一の高卒ルーキーでした。
同期に同い年の新人がいたら安心するし励まし合いもできて、絶対に良いと思うのですが生憎この年は高卒が横田だけだったんです。
心細く、寂しくはないかな…と心配でした。
しかし、引退に際してチームメイトからのメッセージをみて
温かく先輩たちにイジられてたんだな、と感じました。
特に
北條。
前年、藤浪とともに入団した一年先輩です。
思えば北條は同期に藤浪がいて良かったとはいうものの、藤浪は新人ながらずっと一軍。北條は新人時代ずっと二軍でした。
そういう意味では北條もチーム最年少となる高卒で二軍で一人、心細かったのかなと思います。なので横田の立場と気持ちがよく分かる先輩だったわけです。
その北條が、はじめて出来た後輩として随分と可愛がっていたようです。ドラフト2位の高卒野手というのも共通項でした。
なので横田自身も北條を兄のように慕っていたみたいですね。
今回の横田の引退にあたって、そんな2人の関係が垣間見られて少しほっこりとした気持ちになりました。
北條。
なかなかレギュラーを獲れず、もがいている段階の選手なのですが
横田の想いを最も理解して引き継いでくれる選手です。
北條、そしてこれから第二の人生へと進む横田。
どちらも応援しています!