リスクマネジメント
昨日の試合で、巨人の阿部が早速捕手に復帰しました。
他球団の事を敢えて当ブログで触れる事もなかったのですけど、ここは経営に繋がる部分でもあるので一言。
「阿部の捕手は99%ない」と原監督が発言していたとのこと。
方針がブレている、という意見もありますけど
トップが方針を変更することは悪い事ではないと思います。
しかし
問題はリスク管理です。
正捕手に期待していた小林の力量については昨年一年見ている中で、わかっているはずの事。
それは、開幕後間もないこのタイミングで非常事態というほど小林はダメなんでしょうか?
小林が正捕手として通用しない、というリスクは考えていなかったのでしょうか?
そして、故障離脱した相川。
ベテラン捕手の故障離脱など普通に想定できるリスクだと思うのですが、今回の故障離脱を緊急事態というなら年中緊急事態だと思うんですけどね。
昨年、阪神は久保の人的補償で鶴岡を獲得して一定の働きをしてくれました。
藤井、日高とベテラン揃いなのになぜ鶴岡…?
という声もありましたが、果たして藤井は故障離脱。日高は結局引退に追い込まれました。
古くは、城島が在籍時に藤井をFAで獲った当時も獲得不要論があったものです。
結果はもちろん、獲ってよかったですよね…?
そして、こんなに簡単に阿部を捕手復帰させるならば
阿部に捕手の練習をキャンプでさせておくべきだったのでは…、と感じます。
それこそ、リスク管理です。
仕事でも何でも共通して大切な「準備」です。
捕手復帰はない、と言われていたのですから、配球に必要なデータ分析などもできていなかったでしょう。
「準備」なき捕手・阿部など怖くもなんともありません。
巨人の話はともかく
想定できうるリスクをしっかりとコントロールする、言わゆる「リスク・マネジメント」。
そして、事前準備。
経営でも大事な部分ですよね…!