初ジャンプの思い出

 

先日、柔道の井上康生選手が引退会見で

 

「我が柔道人生に悔い無し」

 

と仰られました。

 

 

 

もちろん

 

多くの方が同じ感想を持たれたことでしょう。

 

 

 

 

「ラオウか、お前は!」(井上選手、大変失礼いたしました)

 

 

そう、ラオウがケンシロウとの闘いに敗れたときの名台詞

 

「我が生涯に一片の悔いなし!」

 

です。

 

 

大人気だった漫画「北斗の拳」の一シーンです。

 

この「北斗の拳」はご存知週刊少年ジャンプに連載されていました。

 

 

 

私と少年ジャンプの出会いは今調べてみると1981年だったようです。
当時、小学4年生。

 

北斗の拳以前の話です。

 

何気なく買ってもらった漫画雑誌には、子供の私としては初めて触れる
ダイナミックな世界がありました。

 

 

初めて手に取ったジャンプの巻頭カラーは「リングにかけろ」。

 

いよいよ高嶺竜児と剣崎順の最終決戦、お互いのスーパーブローである
「ブーメラン・テリオス」と「ギャラクティカ・マグナム」を撃ち合う場面でした。

 

 

「キャプテン翼」では翼くんや岬くんが南葛SCに選ばれた場面でした。

 

「ハイスクール!奇面組」は未だ「3年奇面組」の時代でした。

 

「キン肉マン」ではキン肉マンとウォーズマンが闘っていたような・・・。

 

「Dr.スランプ」なんかもやってましたね。アニメで「アラレちゃん」になりましたが。

 

 

間もなく「キャッツアイ」の連載がスタートしたことも覚えています。

 

それまでコロコロコミックなどの月刊誌しか知らなかった私にとって
毎週続きが読める週刊誌という存在自体が衝撃的でもありました。

 

嬉しくて毎週自転車で本屋へ通いました。

 

 

その後、ジャンプでは次々と人気作品が続きましたね。
冒頭の「北斗の拳」をはじめ「ドラゴンボール」、「シティハンター」、「男塾」・・・

 

アニメ化や映画化もジャンプの作品ばかりでした。

 

 

高校生くらいになって私は週刊ジャンプを卒業しました。

 

 

思えば、当時の代表作品は未だ根強い人気のようですね。
けっこう続編が今も描かれていたり。

 

 

かなりのハイレベルの作品が集まっていたように思う一方で

 

今の漫画はレベルが落ちた・・・などと言うのは

 

「最近の若いモンは・・・」というセリフと同レベルなのでしょうかね?