経済のお話
凄まじい株価の下落ですね・・・。
そう言えばその昔、私も金融機関のマーケット運用部門に籍を置いていたこともありました。
ちょうど、その頃日経平均株価が7000円台まで下落しました。
私の担当は債券だったものですから、長期金利が0.5%を割ったりして大変だったころです。
でも、あの時はずーっと株が下がって債券が上がる(=金利低下ね)傾向が続いた末の7000円台だったわけです。
そして当時はITバブル崩壊後の景気低迷を脱しつつある局面でした。
在庫サイクルとか(って偉そうなこと書いて忘れかけてるんですけどね)も景気回復に向かい、機械受注などの先行指標も上向きかけていた筈です。
景気はサイクルですから、恐らく今回も下降のサインは出かけていたんでしょうが
米国発の金融危機→米国経済の崩壊というリスクシナリオを織り込んだ暴落です。
米国経済が崩壊したときに日本経済は実際どれだけの影響を受けるのか?
いずれにせよ景気が後退局面に入るからには数年の不況となるのは確実。
経済は大企業の株価が全てではないんですけど・・・さていかに。
経済って
答えがないだけに
これからは色んな人が色んなことを言い出すことでしょう。
2003年当時は
竹中平蔵VSリチャード・クー
みたいな感じでしたよね。
久しぶりに経済を語った
元・証券アナリストの植田でした!