リーフユニティの植田です。

 

ちょっと遠い親戚筋で不幸事があり、御通夜に行ってきました。
昨日のブログでも御通夜に行ってきた、と書きましたが2日連続です。

 

行き先は黒滝村の山の中です。

 

今回もかつてない経験でした。

 

山の中にある集落のため、車を駐車するスペースがないのです。
そのため少し離れた幹線道路沿いに駐車スペースを確保し、そこからマイクロバスでピストン輸送するという形態だったのです。

 

送迎バス付きの不幸事とは初めてです。

 

それくらい、山の中の小さな集落なんです。

 

 

奈良県内でもこんな集落はたくさんあると思いますし、それぞれの土地で先祖代々受け継いできたことも理解できます。

 

しかし、現代社会となって村を離れることがどんどん容易になりました。
実際、今日の不幸事のあった家でも3人の子供は皆独立後は村を出て暮らしておられます。
1時間か1時間半あれば奈良盆地の各所へいける位の距離なんですが、それでもやはり不便でしょう。

 

 

生活の便利さの格差は広がる一方でしょうし、住むために借りる部屋も次々とできています。昔と較べると村を出て行きたい、また出て行ける、そんな状況だと思います。

 

さてしかし、村は存続していけるのでしょうか?
若い人は皆都会に出て年配の方ばかりになっていく。
まさに「過疎問題」です。

 

10年後、20年後はこの村はどうなっているんだろう?
そんなことを思いつつ村を後にしました。