リスクマネジメントの欠如

全く盛り上がっていない阪神ですが(^^;

久しぶりに

ブログのネタにしてみましょうかね…(笑)



勝てない理由の一番は


貧打



ですねえ…。

得点 リーグ最下位
打率 リーグ最下位
本塁打 リーグ最下位


そら、あきませんわ(^^;


ロサリオ一人にその責任を問うことは簡単です。

しかし、そもそも野手はロサリオ一人でスタートしましたよね?
その時点で、とんでもないリスクを負ってスタートしていたと思うのです。


ちょっと他球団を見てみましょう。


ダントツ首位の広島は

エルドレッド .213 5本
メヒア    .290 2本
バティスタ  .250 20本

決して3人が不動のレギュラーではないんです。
しかし、やはり長打力が光ります。


そして巨人

マギー .290 17本
ゲレーロ .253 10本
マルチネス .180 2本


マギーが安定した打撃です。
ゲレーロは期待に及ばず問題もあるようですが、それでも10本。



ヤクルトは野手一人でした。

バレンティン .282 32本


ホンマ、羨ましいですわ…
バレンティンも息の長い選手ですね。


DeNA

ロペス .297 18本
ソト  .297 25本

理想の外国人野手コンビですね。



そして最下位の中日

アルモンテ .302 11本
モヤ    .304  3本
ビシエド  .341 20本


今年のビシエドは凄い。さらに全員3割とか、凄すぎ。


最後に阪神

ロサリオ .244 8本
ナバーロ .273 2本


ホームラン数で他球団は27、29、32、43、31なのに

阪神 10


そらアカンわ(笑)


ロサリオがダメだった事にどうこう言うのではなく、ロサリオがこうなる可能性は絶対に予測しておく必要があったハズなんです。昔から何度も繰り返されている歴史なんですから。

で、慌ててナバーロを獲りましたけど

そもそもホームランバッターじゃないですよね?



野手は3人が絶対に必要だと私は以前から言っています。
3人いれば、一人くらい活躍してくれる可能性が高まるんです。


野手一人でスタートしたのはバレンティンのヤクルトだけ。
バレンティンとなると、そりゃ計算できます。そしてヤクルトは投手陣が弱いので外国人で投手を補う戦略になるのは理解できる。


対して阪神。

いやいや、もともと貧打ですよね?
ホームランバッター、いませんでしたよね?

中谷の20本がチーム最多でしたよね?


もちろん最終的に外国人補強を考える球団の責任なのですが

もしかして、本当にもしかしてですけど

「野手はベテラン健在だし期待できる若手も揃ってきているから、外国人は一人でも構わない」

なんて声が現場(監督やコーチ)から上がって、それを球団フロント鵜呑みにしたようなことがあるならば


現場にも大きな責任があります。

と、いうか

現場にそのようなリスクマネジメントの感覚がないのに、現場の意見が通ってしまうのが間違っています。


結果、野手はロサリオ一人。

ロサリオと心中するシーズンになってしまっていたのです。


これほど単純なリスクをヘッジしなかったことが驚きでなりません。


改めて来季以降でいいです。


頼むから、長打力のある外国人野手を

3人

獲ってください。


で、投手も3人獲ればいいんです。
呂のような育成枠は別として。


ドラフトも重要ですが、根本的な敗因が外国人野手にあることを球団は忘れてはなりません。