阪神の紅白戦論

 

最終クールに入っている阪神の沖縄キャンプの話ですが

 

毎年疑問に思うことがあります。

 

 

練習試合など、実戦形式に入っている阪神キャンプですが

 

阪神はまだ、紅白戦をしていません。

 

 

沖縄キャンプでは

 

紅白戦がないんですね。

 

 

人数に都合があってか、紅白戦は沖縄組が安芸に移動して、1・2軍が合同キャンプになる期間しか行われないんです。

 

しかし、合同キャンプも僅か1クール(3日間)程だけで安芸組は早々にキャンプ打ち上げとなるため

 

安芸での紅白戦も数えるほどしかありません。

 

 

実戦の機会が少ない。

 

 

オープン戦も始まるというものの

 

開幕が3月の最終週ですので、中旬からは主力野手組の調整になります。

 

主力投手は数度の登板が必要ですので、3月初旬から登板し始めます。

 

 

さらに、雨で中止になったりなんかすると

 

主力の機会も不足してしましい、教育リーグに出たりしている。

 

 

すると

 

 

「若手」のテスト、競争の機会なんて

 

実はかなり少ないんですね。

 

 

そんな数少ないチャンスに短いイニングを抑えて

 

競争に「勝った」ピッチャーがシーズンに入って登板するのですが

 

いざ先発するとなると、やはり結果が出なかったりするものです。

 

 

若手ではありませんが、昨年のフォッサムなどが典型例です。

 

 

紅白戦が合同でしかできないならば、もっと合同の期間を取るべきです。全期間全員キャンプでもいいと思いますね。

 

もしくは沖縄組の数を増やして紅白戦ができる人数を確保すべきです。

 

紅白戦ですから、極端な話メンバーも紅白かけもちもありですし、再出場もオッケーでしょう。

 

 

今は育成枠もありますし若手の出場枠も不足気味なのです。

 

 

さらに言えば

 

高卒新人などが「体づくり」「将来を見据えて」などと称して試合出場機会に恵まれないのも、いかがなものかと思います。

 

高卒で大学へ進み、実戦登板の中で成長する選手はいくらでもいます。実戦でしか身につかないことは幾らでもあると思うのです。

 

 

そんな意味でも

 

もっと紅白戦が必要じゃないかと思うんですね…。

 

 

先発ローテーション枠は

 

実績組の久保、能見、スタンリッジ、岩田が既にポジションを確保しているようです。

 

 

後二人。

 

続くのが秋山と下柳。

 

そしてメッセンジャーか、ジェン・カイウンか。

 

今テストしている小嶋、榎田、鶴、簫。

 

安芸組で言うなら上園、若竹あたりにもチャンスがあってもいい。

 

はたまた、杉山や江草はどうなのか。

 

 

リリーフ組もいますので、登板回数やイニングは多く残っていません。

 

 

 

ですから

 

 

やりましょうよ、紅白戦…。