ここは敢えて、この話です。

サッカーの話題ばかりな昨今ですが


みんな、そんなにサッカー好きだったの??


と言いたくもなるところです^^;。



そしてへそ曲がりな私は一切サッカーは見ませんし、敢えて野球の話題でいきたいと思います(笑)。


阪神の監督について語るとしましょう。


岡田監督が14年ぶりかな、二度目の監督となりました。

前回の岡田監督の後

真弓、和田、金本、矢野、ときて岡田監督の再登板です。


正直、世代の逆戻り感は否めないところですが、OBの顔ぶれを見るに「つなぎ」がいるのかも知れません。


金本、矢野の両氏は2003年、2005年の優勝のバリバリ主力メンバーです。

いずれも移籍組ですが、現役時代からの実績、人気、リーダーシップを兼ね備えて当然のように監督就任に至ったわけです。

しかし、金本、矢野の両氏が去って当時のメンバーで他の監督候補がいるか、というと

ここが苦しいところです。


優勝当時の主力としては


赤星、今岡、桧山、井川、下柳といったところでしょうか。


赤星氏は口が達者なのでテレビでコメンテーターのような事もやっていますね。
一方で引退の原因ともなった体調面での不安があってコーチの話も断っているとか。

実際、タレント的な仕事をしている人たちは激務のコーチは収入的にも魅力が乏しいのかもしれません。


結果、現場を離れて長いですし、コーチ経験もなしでいきなり監督というのも難しいところです。



今岡氏は今回、コーチとして招聘されました。

阪神でもコーチの経験がありますし、ロッテでヘッドコーチなども経験されている。

経歴としては監督候補…となるところですが、ロッテでヘッドコーチを辞任する際に井口監督と上手くいっていなかったというような事もあったと聞きます。

それと元々、口数の少ないサムライタイプの印象で阪神のコーチの時も二軍とは言え存在感はあまりなかった印象です。

しかし、フリーとなった今年の今岡氏の解説やYou tubeでは結構爽やかに喋っていて、私も少し印象が変わりました。

ひょっとして今岡監督もあるかも…と思っておったのですが、今回のコーチ就任を経て次期の監督候補となるのかも知れません。




桧山氏。

現役時代、人気者であった事もあって、大阪の朝日放送のテレビ、ラジオによく出ていますね。

しかしこちらもコーチ経験ゼロ。

タレント的な仕事の方が性に合っているのでしょう。
解説を聞いていても、あまり響いてくるものがありません。



井川氏。

典型的な我が道を行くタイプのため、監督どころかコーチの声もかからないでしょう。
メジャー挑戦がなかったら全く違った人生になっていたかも、ですが。



下柳氏。

ひょうきんな性格もあって、解説も楽しいですね。
ただちょっと大雑把な印象もあるので、コーチという感じではありませんし監督もないでしょう。



と、こういう感じなのです。


そして問題は更にその次世代。

藤川球児、そして鳥谷敬というビッグネームが控えています。


今回の岡田監督就任に際してコーチ就任の期待もありました。


ちなみに球児氏は阪神球団に所属しています。スペシャルアシスタント、という役職です。なので一定、球団に関わってくれています。一方で解説は独特なところもありますが、鋭い分析と幅広い情報で評判が高いです。

なので藤川球児監督、という時は来るのかもしれません。


しかし球児には私は永年で投手コーチをやってもらいたい。
監督になると、どうしても3~4年程度で批判を浴びて退団することになります。

阪神の監督とは、そういうものです。

なので敢えて監督ではなく投手コーチとして球団に所属し続けてほしいのです。


そして鳥谷氏。

阪神で引退せずロッテに行ったものの、引退後はやはり圧倒的な仕事量で阪神関連となっているところです。

球団とは距離感があるものの、岡田監督というところがミソです。
早稲田の先輩でもあり、自分をレギュラーとして育て上げてくれた岡田監督には鳥谷は頭が上がらないはず。


しかし圧倒的な人気で、引退一年目は解説のみならずタレント的な仕事で引っ張りだこのようです。そこは赤星氏や桧山氏の比ではありません。収入も含めてしばらくはこのタレント生活を楽しみたい、と考えても不思議ではありません。

なのでどこのタイミングで岡田監督がコーチとして鳥谷氏を呼び、それに応えるのか、というところが注目です。ただ、その後監督となるかどうか微妙なところですが。


まとめますと


岡田監督がつないだ後


今岡コーチ、藤川球児氏、鳥谷氏らが監督候補となるのでは、と予想されます。



しかし何にせよ

阪神の監督とは、激務で割の合わない仕事なんではないでしょうか…。