約束は守るもの(続)

 

前回の投稿で「リングにかけろ」というマンガで、吉田松陰が脱藩してまで仲間との約束を果たそうとした話が紹介されていたと書きました。
その後で、どんな場面で語られていたっけかな…と思い出していたら

 

思い出しました!

 

 

主人公の竜児が中学生となり、生涯のライバルとなる剣崎順とボクシングの練習試合をしている場面です!

 

 

実は竜児は右拳にケガをしてしまっていました。

 

しかし剣崎からの練習試合の申込みいうまたとない機会に竜児は拳が治る期待もあって受諾したのですが、結局試合には間に合いませんでした。

 

迫ってくる試合に向けて、左腕1本で闘う悲壮な覚悟で竜児は姉にも内緒で練習をはじめます。

 

ロープ・ア・ドープ、ヒットアンドアウェイ、クリンチなど言わば付け焼き刃的な戦法をジムの先輩から学び、いよいよ試合に臨みます。

 

 

パワーリストで鍛えた左ジャブのスピードで序盤は互角に渡りあうのですが、天才・剣崎に付け焼き刃の戦法はいつまでも通用するものではありません…。

 

次第に剣崎優勢の展開となり

 

そして右ストレートを打たない竜児に不審に思った剣崎はあえて左ガード を下げて竜児が右手を使えない事を確かめようとします。

 

 

そして、とうとうそれが決定的となった時、竜児側の誰か(ここは誰か覚えていませんが、サッちゃんという同級生じゃないかと思います)が

 

 

「竜児は右手をケガしている」と叫びます。

 

 

それを聞いた剣崎は、「この試合は終わりだ」と言います。

 

 

 

そこです。

 

この場面です。

 

 

ここで吉田松陰なんです(笑)。

 

 

前回の投稿で書いた姉の菊ではありません。
その間違いを訂正するために、長々とこんなブログを書いているのですが(笑)。

 

 

竜児のボクシング部の顧問の先生です。

 

女性の先生で、確か朝丘先生という名前だったかと思います。

 

 

ここで朝丘先生が吉田松陰の話をするんです。

 

 

竜児はしてしまった約束を果たそうとして、ここに来ている。

 

剣崎君、あなたはその思いに対して男として受ける義務があるんじゃないのか?

 

 

これを聞いた剣崎は…

 

自らの右拳をコーナーポストにぶつけて壊し、対等の条件で左腕1本の試合を再開します。

 

「左を制する奴ァー、世界を制す!」

 

この試合の結末は…

 

どうぞ、マンガ喫茶でご確認くださいませ(笑)

 

 

私の記憶では4巻か5巻くらいじゃないかと思います。

 

 

しかし、これだけ覚えてる私もどうなん?って話ですが(笑)

 

リングにかけろは語れますね~。