ガーデンショップ社長の東奔西走日記

ガーデンショップ社長の東奔西走日記
様々な専門職種が存在する住宅業界において

我々外構エクステリア業界は少し他業種との違いがあります。


今回は最も大きな違い、というか

大きな魅力についてお伝えします。



これぞ私たち「外構屋」にだけ与えられた特権

というと、ちと大袈裟ですけど…


「住宅完成の最も美しいシーンを見届けることができる」


業種なのです。

当然ながら外構は住宅建築の最後の仕事です。


住宅建築に係るあらゆる業者さんの仕事が終わったころに

外構屋の出番がやってきます。


外構が未着工の現場はいかに住宅が美しくても、やはり未完成です。
外構エクステリア工事とは、住宅建築工事の総仕上げなんですね。

そして外構エクステリア工事が完成した時に住宅建築工事は完結します。




その瞬間こそが

住宅の最高の美しい瞬間です。


私たちが、この手で住宅工事の完成させ、見届けることができるのです。

この瞬間に立ち会えるのは、住宅業界の専門業種の中で私たちだけなのです。



私たちの現場は、一つ一つの現場が美しい。

これこそが外構エクステリア工事の最高のやりがいではないかな、と常々思うわけです。




住宅業界における私たち外構エクステリア業界について、他の専門業者さんと少し違う立ち位置にあるお話を前回書きました。

要するに、住宅本体と外構エクステリアは切り離して考えられる場合が多いのですね。

なので住宅会社さんから多くの事をお任せいただくケースが多いです。
時にはご紹介だけいただいて後は直接、完全にお任せ、というケースもあります。



もちろん、ちょっとした修繕工事などは街の電気屋さんや街の水道屋さんが直接お客様とやりとりするケースは多くあると思うのですが

一から相談、提案、設計となると街の電気屋さんや水道屋さんでは難しくなってくる場合も出てきます。

植木屋さん、といわれる方々も同様で、植木の剪定をするだけなら相談や提案ができても彼らは外構エクステリアとなると工事自体はするけれど…という業者さんであることも多いのです。


しかし私たち外構エクステリア業界において、ハウスメーカーさんや工務店さん等の「一次下請け」として入る外構エクステリア業者は

まさに相談、提案、設計をする能力を求められます。

図面をCADというソフトを使ってイメージパース付きで描く、などというのも必須の能力です。そして商品の知識や情報なども幅広く求められます。


決して工事をするだけの会社ではないのですね。


住宅会社さんのニーズに応えてこういう業務をこなせる、という事は

実はお客様、いわゆるエンドユーザーの方々から直接仕事を承ることも十分に可能、という事にもなります。



なので、外構エクステリアの業界では

住宅会社さんのパートナーとして受注する「ルート営業」とお客様から直接受注する「エンド営業」の両方が混在しているんです。


前述したように、多くの外構エクステリアの会社は両方をやっているのですが比率はそれぞれ、です。弊社も両方やっていますし、エンドユーザー専門店という会社さんも時折存在します。


そういうわけで私たちの業界は

よりエンドユーザーの方々と近い、という点も他の専門工事業の業界と違うところだと言えます。








様々な専門業種が多く集まって出来上がっていく住宅建築において

外構屋、というポジションは他の業種の方々と少し異なる立ち位置になっています。

他のほとんどの業種の方は住宅会社さん側の設計者さんが描いた図面に基づいて工事をされます。また図面に表れ出ない仕事であっても工事内容は住宅会社さんからの指示、依頼のとおり工事を行います。

しかし私たち外構屋は、住宅会社さんから指示されることは極めて少ないです(ご要望はありますが)。

外構エクステリアは私たちがプランを提案するのが一般的なのですね。

図面は私たち外構屋が描くことがほとんどです。


大きな声で言いにくいのですが、住宅会社の方々は外構は私たちにお任せいただく部分が大きいのです(ちょっとオブラートに包んで書いていますが(^^;)。

これが他の業種の方々との決定的な違いです。


と、いうことは

同じ住宅が完成しても外構屋Aがつくる外構工事と外構屋Bがつくる外構工事は全く別のものになるんですね。だから価格も同じには絶対にならないんです。


こちらでプランを提案するので、お見積りもこちらでします。
大して他の業種では住宅会社さんから価格を指定されることが多いです(指値、なんて言ったりします)。

なので価格のコントロールについても可能なのです。
価格決定権がある程度ある、ということです。


下請、という言葉はあまり好んで使われることがないのですが、お客様から請負をする元請の住宅会社に対して私たち専門業種の業者は下請です。

下請というと、やや元請へ絶対服従というようなイメージもあります。
自動車メーカーに納品する下請工場が価格を切り下げられて苦労されている、みたいなイメージを私たちも耳にします。


住宅業界はお互いを尊重する風土もあり、下請ではなく「協力業者」と一般的に呼ばれたりもするのですが、まあ要するに下請です。


しかし私たち外構エクステリア業界は下請でありながら、元請の住宅会社さんとの関係性においてパートナー、という感じの立ち位置にもなっているのです。

なので元請の住宅会社さんからも、ほんの一部の例外的な会社さんを除いて見下されることがありません。専門家としてリスペクトをいただく場面もあったりします。


私たちだけではありませんが、住宅業者さんとこうやって信頼関係のもと友好的にお付き合いいただける業種の一つということが言えます。

結果、個人的にも仲良くさせていただく方もあったりしますね(^^




エクステリアプランナーという資格があります。

あくまで民間資格なので、さほどの認知度もない資格なのですが弊社でも2級エクステリアプランナーの有資格者は何名か在籍しています。


しかし、この資格どうこうではなくエクステリアプランナーってどういう人たちなのか、というお話。


簡単に言ってしまうと

弊社のような外構エクステリアの設計施工をやっている会社の営業担当、もしくは設計担当ということになります。


これがなかなかニッチな仕事でございまして

「弊社のような」と申しましても、弊社レベルの会社でも奈良県内では上位に入ってしまう業界でございまして


多くの外構エクステリアの会社は家族経営に毛が生えたくらいの規模の会社が多いのです。


なので

エクステリアプランナーという仕事をしている絶対的な人数も多くはなく

あんまり大々的に募集している会社も少ないわけです(^^;


そのような業界ではございますけれど


弊社ではエクステリアプランナーを大募集しております!!

ちなみにガーデンプランナーという表現もございますが、全く同じ仕事です。

応募はカンタン、こちらの応募フォームをご覧ください。


こういう業界なので経験者から応募いただくことは殆ど想定しておりません(^^;

未経験者さん、大歓迎です。


面接の際に持参いただきたいものは

履歴書と笑顔、です(^^♪


ご応募、お待ちしております!
























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