ガーデンショップ社長の東奔西走日記

先日、ビジネス書の成功事例で載っていた会社さんの話を聞いて
改めて、そのビジネス書を引っ張り出して読みました。
何でもそうなんですけど
字面だけインプットするのは、その場でできるんです。
しかし
腑に落ちる、本当に理解するというのは簡単ではありません。
分かったつもりになっているだけなんですね。
今回は、その事例の会社さんの凄まじい取り組み、仕組みの話を聞いてから改めて読み直しました。
そして、読む私の視座が少し上がっていることもあるのでしょう。
何気ないフレーズに込められている意味合いの大きさが、スッと腑に落ちてきたんですね。
こんな風に、私は同じ本を何度も読みます。
そのときの自分の視座に応じて、色んな学びや気づきがあります。
そう考えると、本ってメチャクチャに安くて素晴らしい。
さて、今日も色んなところで色んな人にお会いします。
全力で前進した1日になるように、元気に頑張りましょう!
昨日、そして今日と
これからの大きな経営課題について人と話をする機会がありました。
おかげさまで、道筋が見えてきたような気がします。
10年後に「こうなっていたい」というイメージがあって
そこに至るために必要なことが少しずつですが埋まっていく感じです。
やると決めることからスタートです。
大目標が決まりました。
続いて最も重要である、実行・達成時期を決めねばなりません。
ざっくり10年後、と言っても本当にそれでいいのかどうか。
一方で
しっかりと足元を固めることも重要。
日々の改善実行を重ねること。
明日も頑張ります。
土砂降りの雨。
こんな日は現場作業がストップする事も多く、職人さんも休みになったりします。
我々のような外部作業の職人さんは「雨=休み」という概念みたいなものが出来上がってしまっています。
しかし、雨というのはは丸一日降り続けるわけではありませんし
工程を考えると、雨でも可能な作業を考えて何とか進めたい事も多分にあるんです。
ですから、雨でも苦労して職人さんを引っ張り出したりしています。
しかし
今春、高校を卒業して入社した二人の新人
彼らは絶対に出勤してきます。
入社の際に、私はハッキリ言いました。
「雨でも必ず出社しなさい」
ですから彼らには雨だから、という概念が一切ありません。
これ、素晴らしいことなんですよね。
まさに新卒効果。
今で入社丸2か月。
まだまだ職人としての技術は身についていない事が多いです。
しかし、何か空気が変わっています。
同期で二人いるので余計にそうなんですが、ニコニコして出勤してきます。
昨年に踏み出した新卒採用の一歩が、少しづつですが今になって芽を出している感じです。
本当に踏み出して良かった。
この取り組み、必ず継続していきます。
職人のなり手がドンドン少なくなるであろう世の中です。
そして、現場では職人不足が慢性的な状況です。
職人、すなわち施工能力を持っているだけで強みとなる時代が近づいています。
営業スタッフとは、また違った人材確保、そして育成の難しさがあります。
これまた、喫緊の経営課題です…!
まあ~
思わぬこともあるものですが
凹んでいる場合じゃありません…!
社長はとにかく元気なことが大事なんです!!
そんな中でも
会計分野におけるカイゼンを1本。
これで計数管理に意味を持たせることができます。
会計分野は、元・金融機関勤務の私にとっては本来得意分野です。
今まで手をつけていなかったのが問題なのかも知れませんが
振り返っても仕方がありません。
昨日も書きましたが、勝負はこれからです。
改めて
パワー全開の気分です。
明日も突っ走ります!!
これからの30年を見据えて、なんてエラそうな事も書いておりますが
実は足元にも、大きな課題が沢山転がっている状態です…
おかげさまで経営者としての視座が少し上がった今
そして、幸いにも売上環境に恵まれている今こそ
色々な事を決断して進んでいく時なのかと思います。
ここ数年
営業担当者としてはメチャクチャ頑張ってきたものの
経営者としては及びませんでした。
しかし、これも私にとって必要なステップであったと思うのです。
このステップがあったからこそ、次に進める。
ここからのステップに進むにあたり、気合の関西弁でコメントします。
「勝負はこれからやで。」
↓
(白夜行という東野圭吾氏の小説に出てくる印象的なセリフです…!ご存じの方がいらっしゃれば嬉しいです。)
先日書いた採用関連ページですが
想いを込めて書き上げました!
本サイトアップは少々先になりますが、せっかくなのでブログでアップしてしまいましょう!
***
弊社採用案内ページをご覧いただき、ありがとうございます。株式会社リーフユニティの代表をさせていただいている植田健史です!
株式会社リーフユニティは2015年7月に株式会社設立30周年を迎えることができました。せっかくの30周年なので、様々な周年イベントを企画して実行しました。
その一つとして、30周年記念式典という行事をスタッフ及び関係各位約120名に集まっていただいて行うことができたのです!
式典の場におけるご挨拶のときに、私は何を話すべきか色々考えました。
30年来お世話になっている方も中にはいらっしゃいますし、もちろん直近のお付き合いも含めてお世話になっている各方面の方々への感謝の思いをお伝えするのが一番です。
しかし、考えれば考えるほど別な思いが湧き起ってきたのです。
私は先代の創業社長の後を継いで10年。その前20年は父である先代社長が築いてきてくれたのです。30年続く会社は世の中の0.025%とも言われます。この奇跡的な30年を作ってきたのは私ではなく紛れもなく先代社長です。しかし、これからの30年を築き上げていくのは間違いなく私である、と。
そして次なる40周年、50周年、そして60周年も笑って迎えたい。
そういう思いで、「これから30年、この会社を継続していきたい」と檀上でご挨拶申し上げました。
その日から、私のミッションは「これから30年継続しうる会社をつくること」になりました。
元々、当社の経営理念は「継続が幸福を導く」となっています。
継続することの力の凄さ、そしてそれが導く幸福。
私たちの仕事を通じて、スタッフや職人さん、お客様をはじめ関わる人々の幸福を実現する。以前からこれを目指してやってきました。
その経営理念にピッタリとマッチする私のミッションが決まり、改めて経営理念に魂が入りました。
記念式典の2か月後、「家族慰安会」を行いました。ホテルの会場で、ランチブッフェ形式にての開催です。このときはスタッフと協力業者会である「わかば会」のメンバー及びそのご家族も招待して賑やかに行いました。小さな子供さんも多くきてくれたので、とても楽しい場になりました。
その時に当社の職人さんの子供を見て、私は思わず声をかけました。「早く大きくなってウチの会社に入れよ~!」何気なく言った一言だったのですが、よくよく考えてみれば実現すれば素晴らしいことなんですよね。スタッフや職人さんが自分の子供を入社させたい、そんな会社に絶対にしていきたいと思ったんです。
集まるスタッフや職人さんには、ずっと長く勤めて欲しい。今一緒に頑張っている仲間たちとまた40周年、50周年を一緒に祝いたい。60周年は…、さすがに年齢的に今のメンバーは難しいかも知れませんが(笑)。
当社に勤めていて子供を産んだ女性スタッフは、みんな産休・育休を経て仕事に戻ってくれました。2回の出産をして、2回とも戻ってきてくれた女性が3人もいます。
1年やそこらの産休がどうこうとか、大きな問題じゃない。彼女たちが、まだこの先10年、20年と勤めてくれることが大切なんです。
私たちの仕事はお庭やエクステリアをお客様に提案し、そして作ることです。
お客様から「キレイにしてもらって、ありがとうございます!」と御礼を言っていただけます。
作る現場は美しく、実は提案した本人が癒されます。
お客様と長く、そして深くお付き合いさせていただけます。
お客様に幸福を届けることができます。
人に必要とされる素晴らしい仕事です。
ですから、とてもやりがいのある仕事なんです。
ですが、この業界は小さな業界であるため、こんな素晴らしい仕事なのに活躍する人がまだまだ少ない。
ですから、私たちの仕事をもっと知ってもらって、そしてこの仕事をする人たちに幸福を導くことが私の大きな使命だと思っています。
経験は必要ありません。心配しなくても、この業界で経験者なんて殆どいないのですから誰もがイチから学んでいくのです。間違いなく私自身もそうでした。
履歴書の学歴は重要ではなく、必要なのは「学ぶ力」。見たもの、聞いたものから何かを感じて自分の中に落としこむ力です。決して難しいことを勉強するわけではありません。
そして何より求められるのは
「人間力」
約束を守る。時間を守る。しっかりと連絡をする。相手の思いを汲み取って行動する。笑顔で人と話ができる。仲間を助けることができる。
例えばこんな事をしっかりとできる人なら、きっと私たちの仕事で人に求められるようになるでしょう。
「店員さん」とか「業者さん」ではなく、お客様が呼んでくれるのはあなたの名前です。あなたという人間が輝く仕事です。
この素晴らしくやりがいのある仕事を長く続けていきたいと願う方。
そんなあなたと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
***
いかかでしょうか…?
本サイトアップまでに多少校正があるかと思いますが、こんな感じで行きたいと思います。
もちろん、この文章が全てではありません。
これを書いてアップしたからと言って、即効性の効果は決してないでしょう。
ここからがスタート。
これからの10年、20年を見据えた取り組みです。
じっくりと、そして速やかに進めていきます!
昨日、採用関連のブログ記事を書いた勢いで
早速、ホームページに載せる採用関連ページの原稿を書き始めました。
これもブログ効果です!
書き始めると…色んな想いが湧いて出てきて、どんどんと長くなってまいりました^^;
こんな長いの、読んでもらえるんだろうか…?と思いつつも書いています。
何も、今すぐに求人が必要だから採用関連ページを作っているわけではありません。
これからの30年を考えると最重要課題である事が明白になります。
この「緊急ではない最も重要なこと」に取り組んでいます。
大急ぎでやっています。
最も重要なのですから、当然に優先すべきことなんです。
志あって人間力のある人を採用するなんて、とてつもない取り合いです。
一定規模以上の中小企業の社長なら、その難しさを知って血眼になって取り組んでいるはずです。
私はこれまで先代以来のスタッフに恵まれていた事もあって、営業•マーケティング中心に経営を考えてきました。
ありがたい事に多くのご縁に恵まれて、営業・マーケティングの緊急性がない環境のステージに上ってこれました。
そんなタイミングの中で
昨年迎えた30周年
私の視座を高めてくれた4月の埼玉行き。
そして、このブログでのアウトプットという効果。
様々な事が重なった結果、人材獲得という最重要課題に軸足が乗るところまできたのです。
これまで半ば諦めていたような気もします。
自分が頑張れば何とかなる、と思って頑張ってきました。
しかし、時間は有限です。そして齢を重ねてきました。
むしろ
まさに緊急な事なのかも知れませんね…!
私の最大のミッションは
「これから30年間継続する会社づくり」
です。
そのために絶対に必要なのが
次世代を背負っていく人材の獲得です。
しかし、採用に関する環境は簡単なものではありません。
中小企業…、というよりも零細企業です。
就職難…?
いえいえ、奈良のような田舎でも求人は沢山あるんです。
そして、名だたる企業が名前を連ねています。
では、そのような立派な会社ではなく
弊社をわざわざ選んでくれるような人がいるのか…?
そう考えると、とんでもなく難しいことをやろうとしているんです。
正直、先が見えない感覚にも陥りそうになります。
求人広告、ハローワーク…
それぞれの活用法はあるのでしょう。
しかし、もっと大事で先にすべき事がありました。
こういう人に入社してほしい、という私の想いを発信することなんです。
そしてそれは会社のホームページであったり、そしてこのブログというツールで幾らでも発信することができる。
そんな取組を本格化させたいと思います。
我々の仕事というのは、本当に素晴らしいです。
作る現場は「美しい」です。
お客様に笑顔で感謝していただけます。
お客様に、そして社会から必要とされる仕事なんです。
この事をもっと伝えていくことは
自社だけでなく世の中のためになる事でもあるとも思うのですね。
こんな発信を
これから進めてまいります…!