ガーデンショップ社長の東奔西走日記

展示場に様々な展示品を設置したりモデルガーデンを作ったり
過去12年、毎年のように手を加え続けました。
その内容についても書きたいのですが
それ以上に苦心し続けたのが
「維持管理」
です。
とにかく雑草が凄い勢いで生えてきます。
雑草が生い茂ってくると、どんどん展示場がみすぼらしく見えてきます。
強みである筈の展示場がむしろ負担に、そしてマイナスイメージになってしまう…
色々と悩みつつ、場当たり的な対応が続きました。
私自ら草引きをしました。
盆休み中、毎日汗だくになって草引きした年もありました。
あっという間に草がまた生えてきて、何の意味もありませんでした。
職人さんの空いた日に刈ってもらったり、シルバー人材さんにきてもらったり
ところどころにグラウンドカバーの植物を植えてみたり
場当たり的な対応では同じことの繰り返しとなりました。
そしてとうとうある年
最悪の雑草がはびこって来てしまいました。
スギナです。
いわゆるツクシの本体、です。
こいつは地中に根を張り巡らせ、引いても刈っても平気な顔(?)で次々と上がってきます。
このままでは、植木の在庫もどんどん価値を失ってしまう。
どうすればいいのか…、考えて調べて行き着いた答えは
除草剤。
雑草のシーズンは4月から10月くらいです。
スギナに悩まされた翌年、スギナ掃討作戦として朝の朝礼後にスタッフもみんなして一斉に除草剤を散布するという事を梅雨どきまで続けました。
継続的に除草剤を散布するなかで地上部は枯れるのですが、また新たに小さな芽を出してきます。それらを徹底的に見つけ出してこれでもか、というくらい除草剤を打ちました。
結果
スギナはほぼ展示場から姿を消したのです。
もちろん、スギナ以外の雑草も殆どありません。
これで「型」ができました。
朝、月2回くらいのペースで営業スタッフで除草剤を打ち
月1回の内勤朝礼後に展示場清掃の時間を作って私が除草剤を打つ。
現在、この「型」ができています。
「型」を作ってブラッシュアップする、これにより展示場の維持管理は少しずつですがレベルが上がってきました。
今や雑草は気にはなりますが、悩む事はなくなりました。
たったこれだけの事なんですが、12年間で辿り着いた現在地です。
「型」を作ってブラッシュアップすること、これがリーダーの大事な役割です。
今日もお読みいただきありがとうございます。(11日目)
これが採用サイトだ!
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当社展示場。
今日の写真です。
当社の展示場は
「広さ自慢」
です。
ですが…広いだけ?
じゃ価値がないわけですね。
展示場づくりには、色んな場面で色んな事を考えて
おカネもかけながら少しづつ作ってきました。
今日から少し振り返りながらお伝えしたいと思います。
12年前。
私が先代に代わって事業を引き継いだとき、既に広大な展示場がありました。
私の直営ではありませんが園芸店とカフェを併設しており、常時お客様が出入りされているという
客観的に見ればトンデモなく恵まれた環境です。
園芸店・カフェの奥に広がる展示場には在庫である各種の植木が植え込まれていました。
先代はどういう思い付きだったのか気まぐれだったのかで作った「健康遊歩道」なるものも存在しました(今もあります)。
当時は
時折、植木を探しに来るお客様がいる程度で、
「花屋さんの奥がこんなに広いって知りませんでした!」というお客様の声ばかり聞いていたように思います。
しかし
植木の在庫としては確かに豊富にあるものの
植木屋としてではなく外構エクステリアの展示場としては、ほとんど何もない状態です。
この広い展示場を、もっと夢のある楽しい空間にできないか…?
12年前に就任して間もなく、担当する現場もない私は自然とそれを考えていました。
これだけ広い展示場を持っている同業者は滅多とない。
本来、強みであるはずの広い展示場が強みどころか手間暇カネのかかるお荷物になってはいないか…?
そして色々あって翌春にイベントを行うことを決定し、それに合わせて大規模改修を行うことに早々になったのです。
展示場の奥に「スペース」を作る。
お客様を奥へ引き込んで滞在する空間を作ろう、という事になりました。
そしてイベントスペースとしても活用できる。
石貼り、タイル貼りを組み合わせて野外テラスのようなスペースを作り、そこにレンガを積んでベンチも作りました。
思い起こせば、何も分からない私をスタッフや職人さんみんながサポートしてくれて
まずは展示場改修工事の一回目が無事完成したのです。
(昔の写真です)
このスペースで初めてのイベントをしたとき、私はジャグリングの方に来てもらってパフォーマンスをやってもらいました。
集まっていただいたお客様が楽しそうに見てもらっているのを見て、初めて踏み出した一歩に充実感を感じていたことを覚えています。
この話、長くなるので何回かに分けて書きますね…(^^)
今日もお読みいただきありがとうございます。(10日目)
これが採用サイトだ!
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昨日は三重県津市へ
そして一昨日は大阪府豊中市へ
さらにも増して、東奔西走している植田でございます。
弊社の現場は奈良県中心となっておりますが
奈良に近接している府県では常時現場が動いています。
実際、同じ奈良と言っても生駒や登美ヶ丘方面となると1時間以上かかるのですが
1時間あれば大阪府下の殆どのところへ行くことができます。
特に高速のインター近くであれば近いもんです(^^)
大阪府下の現場はまだまだ少ないですが、今後一層増やしていく予定です。
大阪方面については、南阪奈道路という道が平成16年に開通しました。
ちなみに平成16年は私がこの仕事に就いた年でもあります。
以来、大阪府というエリアに対する考え方が劇的に変わりました。
昔は西名阪自動車道の法隆寺インターか、山麓線という道を当麻から香芝を経て大阪の柏原インターまで走っていたのです。
それが高田バイパスという道の開通もあり、橿原市四条から一気に堺市美原までつながる道が出現しました。
結果、美原インターまで行くのに40分を切って行くことができるようになったのです。
そしてその先、阪和道で堺インターまで5分程度。
大阪のいわゆる「泉北」と言われるエリアまで1時間で十分行けるようになったのです。
昔なら1時間半以上、というか余り行く気にならないようなエリアだったでしょう。
この30分の短縮はメチャクチャに大きい。
大げさに言うと
「世界が変わった」
のです。
現在、私は大阪進出を計画しています。
もちろん、南阪奈道路あればこそできる事です。
目指す先は
大阪府堺市。
具体的にはこれからですが
イメージはしっかりとできてきました。
今後さらに加速して行きます。
待ってろよ、大阪!みたいな感じです(^^)
今日もお読みいただきありがとうございます。(9日目)
これが採用サイトだ!
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弊社では
現在「チーム制」の導入を進めています。
チームリーダーを中心に補佐役、内勤アシスタントで編成されるチームです。
これまで担当者個人の業務は他のメンバーは殆どわからない状況でした。
そして売り上げを上げれば上げるほど個人の負担が増大していくことになります。
するとついには、休むに休めない環境となってしまいます。
それらを改善し
そして人が育つ環境を整え
問題や悩みを共有し
さらにスタッフ間のコミュニケーションの場となる
そんな理想を掲げてチーム制を目指しています。
今後、私のチームを含めて4チームとなる予定です。
正直、まだまだ「型」ができていません。
しかし、動き出したチームのチームリーダーが「主体的に」考えはじめてくれている場面や
チーム内で色々と話をしてくれている場面を見ると
それが本当に嬉しく感じます。
そして、ここから動き出すプロジェクトも
チームごとに担当を決めていく形にしています。
本当にまだまだなんですけど
チーム制の導入によって何かが動き出す、そんな気配も感じているところです。
これからさらに
「型」を作りこんでいきます…!
今日もお読みいただきありがとうございます。(8日目)
これが採用サイトだ!
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諸事情のため、1日更新が飛びましたが
そんな事は気にせず更新し続けるのがブログ継続のコツですね(^^)
さて、私たち外構・造園・エクステリアの世界では色々なものを取り扱うのですが
近年、「きらびやかな」エクステリア商品が次々に登場しています。
ここで言うエクステリア商品というのはカーポートやガーデンルームなどを指しておりまして
いわゆるアルミメーカーさんの商品です。
近年、ダイナミックな形のカーポートや
各種の高級なガーデンルームの発売が相次いでいます。
もちろんカッコよく、そして暮らしの価値を上げるものです。
しかし、当然ながら
高い。
高額商品です。
よく言っているのですが車で言うならレクサス?ベンツ??
そこには、車の世界でももちろんニーズが存在します。
富裕層と言われる方々向けとなります。
しかし世の中で求められるのはプリウスでもあり、ヴィッツも軽自動車でもあるんです。
またバイクや自転車だって必要です。
私は決してベンツ専門店は目指していません。
普通車、軽自動車、そして時には自転車も売ることによって地域の多くの方々に関わりたいのです。
ちょっとしたお困り事やお悩みを気軽に相談いただける、そんな店にしていきたい。
なので
エクステリアメーカーさんには、もっと軽自動車にも力を入れて欲しいんです。普通車の燃費向上を頑張って欲しいんです。
ベンツばかりに目がいってませんか?
販売する立場として
ベンツ専門店を目指すのか、軽自動車も自転車も販売する大衆店を目指すのか。
ビジネスですから経営者がビジネスモデルを考えてやりたい方をやればいいのですが
私が目指しているのは大衆店。
掲げる経営理念に合致するのは大衆店なんです。
地域密着、言うのはカンタンですがこれほど難しいキーワードはないと感じています。
軽自動車も自転車も
自転車のパンク修理に至るまで
これからも頑張りたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。(7日目)
これが採用サイトだ!
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昨日は大阪市内にてマーケティング関係の打ち合わせを2本。
初めてお会いする方や久しぶりにお会いする方に語ることにより、より客観的に自社を見直す事ができますね。
いずれも住宅業界をはじめ、各業界の事例をご存知の方ですので余計に感じることができました。
改めて感じる自社の強み、そしてビジネスモデル。
そして今取り組んでいるプロジェクトの目的、位置づけ。
昨日は有意義な時間となりました。
お時間頂いた皆様に感謝いたします。
夜の会議では各チームの分担を決め、いよいよ全社プロジェクトとして動き出していく事になります。
そして、このプロジェクトに成否以上に
取り組みを通じてスタッフの成長の機会になってくれる事を願っています。
これからが楽しみで仕方ないです…!
今日もお読みいただきありがとうございます。(6日目)
これが採用サイトだ!
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弊社では毎年スローガンというものを掲げています。
決算期・年度ではなく、年ごとに定めています。
なので、新年の仕事始めからのスタートとなっています。
今年は
「凡事徹底」
です。
年頭に語っているのですが、1年も半分を過ぎているので
自分に語るつもりも込めて改めて反芻します。
この言葉は、イエローハットの創業者である鍵山秀三郎氏によって語られていることで有名です。
以下、鍵山氏のコピペです。
***
私がいままで歩いてきた人生をひと言で表現すると、「凡事徹底」。
つまり「誰にでもできる平凡なことを、誰にもできないくらい徹底して続けてきた」ということに尽きます。
人が見過ごしたり、見逃したり、見捨てたりしたものをひとつひとつ拾い上げ、価値を見出す。
やれば誰でもできる平凡なことを徹底して、そのなかで差をつける。
そんな信念を持って、いままで生きてきました。
ともすると人間は、平凡なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。
難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。
そんなことは決してありません。
世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています。
いつも難しくて大きなことばかりを考える人は、失敗したり続かなかったりして元へ戻ってしまうことが多いものです。
できそうにない特別なことばかり追いかけるよりも、誰にでもできる平凡なことを少しずつでも積み重ねていけば、とてつもなく大きな力になることを知るべきです。
平凡なことを徹底して続ければ、平凡のなかから生まれてくる非凡が、いつかは人を感動させると確信しています。
***
弊社の経営理念である「継続が幸福を導く」の、ド真ん中をぶち抜くかのような内容です。
そうなんです。
簡単そうな事でも継続して習慣化するというのはトンデモナイことなんです。
まして自分だけでなく他人にまで習慣化するというのは、更に上をいく大変なことです。
弊社では「毎週金曜日の午後一番に近隣道路・側溝等の清掃を行う」としています。
まさに凡事。
しかしこれを全20現場で徹底するとなると、本当に大変なんです。
正直、まだまだかも知れません。
最近の現場で近隣の清掃を行ってもらった時に、近隣の方から温かい言葉をいただいたと報告がありました。
「こんなところまで掃除してくれるんですか?」というお声に職人さんが
「これがウチの会社の方針なんで!」と答えてくれたと言います。
本当に嬉しかった。
他にもいろいろな「凡事」があります。
徹底できていないことばかりかも知れません。
受け売りですが、「徹底」するには400回同じことを言い続けないといけないそうです。
それができるかどうかが経営者の想い。
凡事徹底
頑張ります!
今日もお読みいただきありがとうございます。(5日目)
これが採用サイトだ!
↓
私が経営者になってまもなく12年になります。
幸い地元の金融機関に勤めていたので、奈良という地域で今なおありがたい人の御縁が残りました。
今の仕事においても、以前の職場の方から色んな場面でお声をかけていただいています。
しかし、もっと絞り込んでの地域となると
地元、桜井市。
生まれ育ったはずの地元での人の御縁となると、実は案外に乏しかったりするんですね。
地元でありながらも、実は地域別の売り上げも決して多くありません。
金融機関でサラリーマンをしていた私は、父が倒れたことにより突然経営者になりました。
なので、父の人的なネットワークを全く引き継ぐことができませんでした。
亡くなった父は父なりの地元の御縁がきっといっぱいあったでしょうし
見えないところで、それに助けられている事もあるでしょう。
「継続が幸福を導く」の経営理念
それを考えた時にも
地元・桜井市での人のご縁というものをもっともっと育んでいかねばならないと感じています。
それをちょっと意識していると
このところ思わぬご縁がつながることも増えてきました。
中でも、桜井を盛り上げようと頑張っている若者がいます。
地域貢献、町おこし。斑鳩でそれに取り組む方にもお会いしました。
今更なんですけど
地域に根差した会社であり、人間でありたい。
ここにきて大阪進出も見据えている私ですが
地元の御縁はしっかりと大切にしていきたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございます。(4日目)
これが採用サイトだ!
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