ガーデンショップ社長の東奔西走日記
リーフユニティの植田です。
ブログで3日ほど業界の話が続いたので、今日は日記風に書きます。
今日も走りまくってきました。
私自身が営業・工事担当の現場が動くと現場から現場へと走ることが多くなります。
T様邸ではウッドデッキ工事のスタートです。
このデッキの職人さんは当社展示場でも展示品の組立をしていただいた方です。
職人さんながら、愛想よく喋ってくれるので非常にありがたいです。もちろん技術的にも心配ない上に機転がきくので安心して現場を任せられる方なのです。
Oさん、これからもデッキ頑張りますんでよろしくお願いします。
続いては明日香村、「南都の森」の植栽工事です。
少しづつですが毎年整備をしていく計画ということで、私たちにとっても夢のある仕事です。万葉集ゆかりの樹木を中心にチョイスしてみました。是非いろんな方に見ていただきたいです。
昼前に会社に戻ってミーティングをしようかと思ったら、植木生産のT氏からTELが。私が植木市に来ていないので電話をくれたのです。形の良いシマトネリコがあるから、と言ってくれたので会社に戻るのをやめて植木市へ。他にも色々と仕入れました。季節的に在庫を持つ時期ではないので正直植木市に行くかどうかも迷っていたのですが、おかげで良い仕入れができました。
その他、数箇所回って帰社。
すると・・・またまた私の仕事ができている!
N様からのメールで工事決定のご連絡。大感謝です。
I様から電話で打ち合わせをご希望。明日行きますね。
さらにホームページ作成電話打ち合わせ、公共工事入札案件など・・・。
ありがたいことです。
頑張ります。
夜は長い!?ですから。
リーフユニティの植田です。
引き続いて植木屋論。
リーフユニティではこだわりの1本を探したいお客様にお応えすべく、「植木屋」をやっています。
変な話ですが、通常「植木屋」には在庫はないのです。
答えは簡単、売れないからです。お客様が入る店ではないから当然ですよね。
植木の在庫を持つのは、正直しんどい面もあります。
そりゃあ、注文を受けた木のみを仕入れて右から左へさばく、これなら在庫リスクは無縁です。楽な仕事です。
しかし、そこにお客様のニーズは存在しないですよね。
木はカタログで選ぶ商品とは全く異なるのです。
だから、リーフユニティには沢山の樹木の在庫があります。
私自身が買い付けに行って、自分の目で見て仕入れてきます。
お客様にはじっくり見比べて選んでもらいます。
もちろん、全ての種類の木を在庫として持つことは不可能です。
しかし、できる限りの挑戦を続けています。
「~はありませんか?」と訊かれることもままあります。残念ながら無い場合もありますが、そうやってニーズがあるものは可能な限り仕入れを行います。
そしてそのビジネスが成り立つためには在庫が回転することが絶対に必要となります。
そう、リーフユニティでは在庫が回転する環境があるからこそ、植木屋に挑戦することができるのです。
何故回転するのか?
一つはリーフユニティの看板でもある園芸店「花木らんど」の存在。
「花木らんど」はおかげさまで地域のお客様に浸透させていただいており、多くの固定のお客様が存在するのです。常に季節のお花やプレゼントのお花を買いにきてくださるお客様が
いらっしゃいます。花を買う延長上に「植木屋」が存在しているのです。
もう一つはリーフユニティの本業とも言うべき外構・エクステリア工事部門の強みです。植栽工事に比べはるかに取り扱い金額が大きいこの工事が、当社では常時10件以上動いています。そしてその一部分として植栽工事が常にあるのです。ですから工事部門として植木が回転していくのです。
この二つに挟まれた部分でリーフユニティの「植木屋」部門が存在し、在庫リスクと在庫ロスを軽減しながら店頭販売を行うことができる、という訳です。
リスクとコストがあることには違いありませんし、決して胸を張るようなビジネスモデルでもありません。しかし、お客様のニーズがあることだけはハッキリしています。
「他にはこんな店ないですしね」
こんなお言葉をいただくたびに挑戦し続ける思いを強くしています。
リーフユニティの植田です。
さて、昨日の続きとなります。
ビジネスとして成り立ちにくくなった「植木屋」に当社が挑戦している理由です。
もちろん、そこにお客様のニーズが存在するからです。
お客様はもちろん木が欲しい。しかし、昔ながらの植木屋には知り合いでもないと行きにくい。
そりゃあ、そうです。
まず、一般の者が入っていいのかどうかさえ分からない店構え。
行ったところで人がいるかどうかも分からない(実際誰もいなかったりする)。
木の事は良く分からないからまず見て回りたいのに、見るだけで入るのは気がひける。
植えてある木の名前すら書かれておらず、見ても全然わからない。
それ以前にどこに車を停めたらいいかも分からない・・・。
こんな店に行こうと思います?
私なら絶対に行かない。
昔からの植木屋はこんな店が多いのです。
いや、「店」という意識すらないのです。
なぜなら「店」をやらなくてもメシが食えたからです。
半年は黙っていても仕事が降ってくる剪定、和風庭園の高額で利幅が大きい樹木販売、そして毎年発注される公共工事の剪定や草刈。これで十分だったわけです。一般のお客様に樹を売るなんて考える必要もなかったのです。ですから「店」というより「畑」。むしろ、植木の在庫は持たないことが業界の常識でもあるのです。注文があればその場で仕入れて売る、これが植木屋の常識でありホンネです。
対して、お客様は様々な情報を本屋インターネットで仕入れて、植えたい樹木の夢を膨らませます。最近は新しい品種の木も多く開発されています。
しかし、現実は何処にも置いていなかったりします。
お客様と「植木屋」には大きな隔たりが存在するのです。
また、「ホームセンター」の植木販売はどうか?
これもお客様のニーズには応えることができていません。
置いてあるのは小さな苗木ばかり。
たまに期間限定で高木も置く店もありますが、数はたかが知れています。植えておく土のスペースがないのですから当然です。
植木について知識のある店員も滅多にいません。
そう、あくまで物販の店ですから、植木を植えてくれ、というニーズに対応するのがしんどいのです。そして土に植えることがないので数多くの在庫を持つのが難しいのです。
私はホームセンターで魅力的な植木売り場を見たことがありません。
その結果、お客様は欲しているのです。
「どこに行けば欲しい木が見つかるのか?」
その答えに挑戦しているのがリーフユニティです。
長文になってきました。
更に続きは明日です。
リーフユニティの植田です。
暑い!
6月の声とともにグングンと暑くなってきました。
「初夏」ということになるのでしょうね。
こう暑いと植木が心配になってきます。
この間植えに行ったあのヤマボウシは大丈夫だろうか、あのカツラもちょっと心配・・・などと考えてしまいます。
7月からはいよいよ剪定もスタートします。6月は剪定には早く、植栽にも不向きということで「植木屋」は動きにくいシーズンです。
実はこの「植木屋」というビジネスは成立しにくくなってきています。
剪定のシーズンは1年の半分。この仕事は毎年決まってあるので、植木屋は忙しいシーズンです。しかし1月から6月まではパタッと仕事がないのです。
昔ならば、庭を造るという仕事が多く存在しました。そこでマツやマキなどの高価な木が売れて「植木屋」は成り立っていたのです。
しかし時代が変わって洋風建築、そしてモダン住宅が主流となり和風庭園は激減しました。そして売れる木は雑木といわれる木が多く、単価も下手すりゃ10分の1になってしまいました。
さらに、昔ながらの人的なつながりが乏しくなるにつれて「植木屋」へ行く人は少なくなってきました。あらゆる店が大型店舗が主流となり、顧客がそういう買い物に慣れてしまったからなのです。近所の顔なじみの豆腐屋や御菓子屋に行く人は少ないですよね。住宅はハウスメーカーを求め、はたまた植木にもそれが求められていると思うのです。
リーフユニティはそこへの挑戦を続けています。リーフユニティだからこそ成り立つ「植木屋」。道筋は見えつつあります。もちろん様々な環境や条件があってこそで、リーフユニティだからこそ可能であると確信しています。
何故可能であるか?
もう少し掘り下げて説明が要りますね。
続きは明日にしますね。
リーフユニティの植田です。
昨日はライブドアブログのシステム障害のため、ブログの投稿がお休みになってしまいました。
ま、こちらもカネを払っているわけではないので文句も言いません。
ライブドア事件以降、ブログも他社へ流れたりしているのでしょうかねえ。私は面倒なので気にもかけていませんが。
さて、6月に突入しています。
6月の工事が目一杯なのは先日のブログでも書きましたが、6月の私の仕事も目一杯の予感です。
大型の新規見積り物件あり、営業中の物件あり、着工決定物件あり、ホームページ作成あり、物販戦略あり、組織改編あり、その他様々・・・、全て同時並行で進めていかねばなりません。
様々な御縁に感謝です。
幸いなことには体調は万全ですし、精神的にも充実してやれそうです。
改めて私の力量が試される時であり、自らの成長のチャンスだと捉えたいですね。
何事もポジティブに考えること。
そうでないと社長はやってられないです。