私的日航破綻ブログ

 

日航破綻について私的ブログを一つ。

 

 

私には実は金融マーケットの血がちょこっとだけ流れております…。
前に勤めていた金融機関で債券ポートフォリオを担当したことがありまして。

 

 

100%減資で株式が紙くずに…という話は結構報道されておりますが

 

 

社債はどうだったんだろう?

 

 

と、ふと思いました。

 

 

社債とは、会社にとっての国債のようなもので
もちろん会社にとっては借金です。

 

信用リスクや流動性リスクが国債に付加されるため、国債の利回りより若干のスプレッドが付きます。

 

スプレッドというのは

 

例えば5年国債が0.5%だとしたら、例えば日航の社債なら0.8%になる、という利回りの差幅を言います。

 

だから投資家が社債について語るときは「スプレッドどれくらい?」という話になります。

 

 

 

さて日航社債については…やはり、ありました。

 

670億円がデフォルト(つまり借金を返さない)とのこと。

 

 

社債のデフォルトって、滅多なことでは無いんですけど…

 

これを機に社債マーケットが空気が悪くなるのかも知れませんね。

 

 

 

私が担当していたのは金融機関の自社の余資運用だったので
大抵は国債、次いで地方債や政府保証債等の扱いが中心でした。

 

ですから証券会社さんから「社債、どうですか~?」てな案内をされても
会社的にはなかなか手が出せないことが多かったのですが

 

 

そんな中で思い出のワンシーンが一つ。

 

 

いつものように証券会社の担当者さんが電話をしてこられました。

 

当時、キムタク主演の「GOOD LUCK!!」というドラマがヒット中だったか放送直後の頃でした。

 

 

(証)「植田さん、植田さんにピッタリの社債ありますよ!」

 

(植)「なんですか?」

 

(証)「『GOOD LUCK!!』です!ホラ、植田さんにソックリのキムタクの!」

 

(植)「さすがトップセールスですね~!上手いこと言うなあ~。」

 

 

いくら営業トークでもそれは無いやろ、と思いながらも

 

言われて悪い気もしないものです(笑)。

 

 

(あっ、モノ投げないで下さい!!決してキムタクとは思ってませんから!!)

 

 

 

ま、これは全日空の社債でしたが…。

 

 

 

 

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