30周年の重みとチャンス
未だ興奮も冷めやらず
30周年のお話は尽きないわけですが
色んな意味で、やってよかったと確信しています…!
弊社では年に一回、グループ総会というものを行っています。
この時は常時現場に入って下さっている職人さん、主たる仕入先様などを中心に組織された会員のみに集まってもらっています。
ここまでは、いわば内輪です。
そこに加えて常時お会いしているメーカー担当者さんまでならば、さほどのものではないでしょう。
このような会ならば、毎年でもできます。
しかし今回の記念式典は
まず、お得意先様がいらっしゃいます。
ハウスメーカーさんをはじめとしたお得意先様の責任者の方々にお越しいただきました。
普段なら、こちらから行くことはあっても滅多にお越しくださる事のない方々ばかりです。
そしてエクステリアのメーカーさんは社長さんをはじめとした役員さんにもお越しいただき、さらに支店長、所長、課長クラスの方々から担当者さんまで大変多くの方にお集まりいただきました。
エクステリアの代理店さんは社長さんが急きょ欠席になったものの専務さんがお越しくださりました。
仕入先については前述の会員のみならず、さらに各方面の材料屋さんにお声をかけました。
さらには顧問税理士さん、設計事務所さん、デザイン事務所さん、自動車屋さん、保険屋さん…と普段関わりのある方々多数お越しいただきました。
そして…
取引銀行さんは取引店の支店長さんにとどまらず
常務さんに出席をお願いしました。
実はここが私ならではでして…、実はこちらの常務さんは私が銀行に勤務時代、最後に辞めるときの部長さんだった方なのです。
元行員、そして元部下ならではの無茶ブリです
こんなこと
まず滅多にお願いすることはできない事なんですが
それが許されるのが…、まさに30周年だったんだなあと思うんですね。
30周年だから、皆様にお願いすることができたんです。
通常、周年は奇数重視で偶数は控えめに、という位置づけです。
10年は短いので重みがなくそれなりでしょうし、20年は偶数です。
25周年というのは数字のキリがよくて時折取り上げられることもありますが、ウチでは全く忘れられていました(笑)。
10年後の40周年でも、まあ何か色々とするんでしょうけど
恐らくここまでは私もしないでしょう。
次にこんな事ができるのは50周年です。
つまり、50年に2回しかできないイベントだったのです。
こんな大騒ぎをしても…皆様にご理解いただけたのではないか、と。
50周年を迎える20年後、私は62歳です。
父は62歳のときに他界しています。
私も62歳からの先の人生は計算していません。
現在42歳の私がこのタイミングで30周年という節目を迎えたというのは
経営者としての大きなチャンスをいただけた、という事であり
そしてそのチャンスをガッチリ掴むことができたかな、と思っています。
式典の前、父の墓に行ってきました。
「なかなかのもんやろ?どうや?」と問いかけました。
返事は私の中での想像の世界で聞こえてきただけですけど
「ふん、まあ、ええんちゃうか。」位のものでした。
父はこんなことは決して予期していなかったと思いますけど、今回の事は父が私に残してくれたチャンスだった…と今になって感じています。
式典は終わりましたが、30周年は続きます。
実はまだまだ色んな事を考えています。
なんてったって
30周年ですから…!