なでしこジャパンの事は書きません!

 

なでしこジャパンの優勝…

 

ヘソ曲がりの私は当然そのようなネタは書かず(今日は書く人多いやろなー)
こういう時に敢えて阪神の、しかもマニアックなネタを書きましょう(笑)。

 

 

昨日はホームラン5発で横浜に爆勝…、だった訳ですが

 

 

ここで1人の選手に厳しい結果が出ています。

 

 

加藤康介 背番号63

 

 

昨日の試合は12-9だったのですが

 

9回裏に入る前は12-7でした。

 

 

5点リードのセーブのつかない場面。

 

ベンチは当然藤川の温存を考えます。
福原、渡辺は登板済。勝ちパターンの榎田とコバヒロも投げました。

 

ベンチに残っていたのは藤川以外は加藤と川崎の二人。

 

実はこの二人には共通点がありまして

 

 

共に左投手。

 

そしてロッテ出身。

 

 

「左の中継ぎ」は希少価値があり、実績に若干付加価値が付きますので
両投手とも移籍入団となった投手です。

 

加藤は直近2年は横浜で「左の中継ぎ」ポジションにいたのですが、昨年戦力外通告となっていました。

 

移籍入団ということもあり、日が当りにくいポジションのなかで共に開幕一軍とはなりませんでしたが
一軍投手陣の「入れ替え枠」が小嶋、若竹、西村などを経てチャンスが巡ってきた、という訳です。

 

 

 

ここで「入れ替え枠」付近にいる投手の2軍戦の結果をみてみましょう。

 

 

 

 

63 加 藤 24 試合  22 1/3   3.63

 

49 若 竹 23 試合  26 0/3   1.38

 

68 横 山 23 試合  23 2/3 1.52

 

15 藤 原 23 試合  22 2/3 1.99

 

62 川 崎 20 試合 20 2/3 0.87

 

56 阿 部 19 試合 22 1/3 2.42

 

16 安 藤 14 試合  41 0/3 2.20

 

29 小 嶋 4 試合   18 1/3 2.95

 

43 西 村 15試合  13 0/3 0.69

 

川崎が安定しています。
ここに来ての一軍入りも頷けます。
しかし、先日のヤクルト戦で失敗がありました。

 

「入れ替え枠」は厳しいです。
小嶋や若竹、西村は1、2度失敗すると降格になりました。
(ちなみに久保田は何度失敗しても降格しませんが…。)

 

未昇格組では同じ「左の中継ぎ」の藤原が控えています。
阿部や横山も頑張っています。

 

若竹などは奪三振率も高く本来ファームでは格の違う投手ですので、再昇格も期待されます(今季のスタート時点では鶴よりも高評価だった筈)。

 

また「先発の入れ替え枠」で失敗した安藤がリリーフでの復帰を目指しているようです。

 

 

対して、加藤康介の二軍戦の結果は相対的に抜きんでたものでもなく
私にすれば加藤の昇格は逆に驚きでもありました。

 

 

 

そんな中…

 

 

加藤康介が昨日、5点リードの9回に登板しました。
一軍では今季2試合目の登板です。

 

 

 

結果、2失点。
ランナーを残して温存したかった藤川球児が出て行くことになりました。

 

見切られるのが早い「入れ替え枠」で、加藤が残っていくには極めて印象の悪い結果となった訳です。
加藤にとっては更に厳しい結果が待っているかも知れません。

 

 

 

派手な勝ち試合のウラで、このような事も起こっているのですね…。

 

 

 

 

 

ちょっとマニアック過ぎましたかね!?